楽しみにしていたんだ
また彼らと会えるのを

経産省前で
原発は命の問題だからと
10日間にわたるハンガーストライキを
静かに
強く
敢行した彼ら

どうやら
ハンガーボーイズ
って言うらしいw

今日は早稲田大学で
「若者会議」withハンガーボーイズ
が開かれる

私は午後の用事に熱心に取り組んで
急いで早稲田へ向かう

いたーーー!!
輪になって
自己紹介が始まってる

学生
NGOの活動をしている人
NHKのアナウンサー堀潤さん
福島大の大学院生
子供の本に関わっているという女性
ミュージシャン
電気関係の会社に勤めいる男性

15~6人でひとつのグループ
向こう側でも車座での対話が始まっている

ひとりひとり
自分の想いや考えていること
これからしたいことなど話していく

関心のある人と関心のない人の間が
どんどん広がっていっていて
その間を結ぶのが難しい

これはほとんどの人の共有する問題のようだ

どうすれば
間を結んでいけるのか

ある人は
乗り越えてきてほしいと言い
ある人は
自分からは敢えて何も言わず
相手がふっと「デモってイヤだよね」など言ったときに
「どうしてそう思うの?」と問いかけることから始めると言い
ある人は
共感できる身近な話から始めると言い
ある人は
壁を乗り越えられない人にごく自然に関心をもってもらうように話す段階と
乗り越えた人にこれだけの仲間いて守ってくれるということを伝える段階
二段構えが必要だと言い
ある人は……

人の数だけ体験したことがあり
考えていることがあり
対話の循環は尽きない

声の大きな人
穏やかに話す人
結果を求める人
結果を求めない人
過激に活動したい人
非暴力で伝えていきたい人

たくさんの想いが
話され
聴かれ
共有されたり
首を傾げられたり
納得がいったり
なぜ?の問いが飛んだり
対話は循環し
少しずつ
つながりが見えてくる

9.11の6万人が明治公園を埋め尽くしたデモに
自分も行きたいので早退したいと言ったがために
会社の対応が180度変わったという人もいた
自分は素直に自分の意見を言えたことで満足してる
会社の人もみんな根本では同じこと思ってるのに
家族を養うためとかいろんなことで
黙っているだけだと思う
ただ
そんな会社にいる意味もないなと思う
いずれ出身地に戻ることを考えている

会社員の男性は
そう言った
晴れやかな表情で……とは私には見えなかった
いろんな想いが交錯していた
悔しさや失望、裏切られた気持ちもあるのかもしれない
それでも自分の想いを曲げて
命の問題に対してウソまでついて
留まりたくはない
その強い想いは
手に取るように伝わってくる

世の中が
変わらないとおかしい
やっぱりそう思う

"世の中"は
ひとりひとりの集合体

ひとりひとりが
いまこうして声をあげ
話し合い
本心を明らかにし始めている

やがて"世の中"が
変わり始めないとおかしい
ほんの一部の人の意志で決まる"世の中"なんて
私の生きている"世の中"じゃない

若者は朗らかに
ひとそれぞれの意見に耳を傾け
自身の想いを言葉にして語り
何かの結論に導くようなことは一切せずに
対話の生まれる空気を常に発信し続ける

若者は力強く
若者は頼もしい


会議終了後
ただの21歳に戻った彼は
ただの面白い男の子で
さっきまでのゆるぎなさは何だったのかと不思議なほどw

その身軽さ
朗らかさ
ウソのなさが
きっと
こうして人を惹き付ける


人といっしょにいることが
私はだんだん
楽しくなってきた☆