「劇場の発見」というシリーズは
そのタイトルが魅力

げきじょうのはっけん

7日の鈴木ユキオの
「ダンスクリエイション LEVEL7 ただちに影響はありません」
劇場は
ムーブ町屋

京成線の町屋という駅名すら
私は知らなかった
町屋で降りて
ふたつめのビルの中に
劇場があるとも知らなかった

山田せつ子ディスカッションダンス
「オドル/反復 流転 169分」の劇場は
日暮里サニーホール

日暮里駅の近くのホテルにある
サニーホール
普段も劇場なのかどうか
ホテル全体が
ホテルというより結婚式場?
サニーホールは宴会場? 式場?

その日そこはちゃんと
劇場として
立ち現れた

169分休憩なし
ダンサーも大変だが
観る側もかなりのもの

鈴木ユキオと
白井剛
ふたりを観たくて
ふたりを観ていた

土と水

深化と流浪

塊と流出

ふたりの対比が面白く
ふたりの肌合いの引き合う感じが目に見える


白井剛は
川の流れ
寄せては返す海の波とは違って
流れ落ちる
流れ下る
清水
せせらぎ
渦巻き
ぶつかり
濁流
激流
決壊
浸水
渓流
清流
滝壺
水しぶき

キラキラしていて
黒々していて
鮮烈で新鮮で老婆で鈍重で
喉に通すと冷たくおいしく
気がついたときには毒が回り
浮かび上がって流されて
ふくれあがって餌となり
沈んで揺れて生き返る

あの関節の柔らかさはなんだろう

変化し続ける白井剛
深化し続ける鈴木ユキオ

今月末に
もう一度
白井剛を体感する