お気に入りのスカートに
万年筆のインクを散らした日
哀しくて
たった一瞬のことなのに
もう元には戻らない

初めて知った
取り返しのつかないこと
時間は戻ってくれないこと

なんという理不尽
なんという不条理

そして時間は流れていく
立ち止まっても
歩き続けても
心を立て直しても
途方にくれても
時間は変わらず流れていく