先日、ダウンタウンにある Soto Mission of Hawaii に行く機会がありました。

主に日系人のための曹洞宗のお寺。

観光や長期滞在であっても、行くことはほとんどない場所ですね。

こちらで初盆の儀式があり、昨年末に亡くなったグランマの初盆でしたのでグランパ、次女と一緒に参加させて頂きました。

 

建物は写真に撮ることができませんでしたが、お寺というより教会風です。

 

中の様子は、教会とお寺のミックスですね。

 

 

教会のバイブルみたいですね。お経が英語で書かれています。

 

ご焼香台も設置されていて、やり方は同じです。

 

しかしステージ上に住職さんの他に、外人の方2名が椅子(!)に座ってる様子はちょっと不思議。

そして、お経を読んでいる途中で、前列に座っている女性のグループがバックコーラスのように昔の日本の歌(民謡、童謡)を歌う演出があったり、住職さんの説法は英語であったり。

1868年に始まったハワイ移民から長い年月を経て、ハワイの日系人社会に根付いた形態に変化したのがわかります。

当時のサトウキビ畑の労働の70%を占める日本人移民を支えてきた歴史を思うと、なんだかじんわりくるものが。

住職さんの袈裟にど派手な龍の刺繍が背中に大きく入っていたりと突っ込みどころもありましたが😅

 

グランパが当時暮らしていたNYから1960年前後あたりに初めてハワイに来た時は、ワイキキは見渡す限りサトウキビ畑で、ホテルといえばロイヤルハワイアン一軒だけポツンと立っていたとのこと。

そんな時代のハワイ、今では想像つきませんね。

ここまで大きく発展したオアフ島、サトウキビ畑の厳しい労働から始まった日系人の存在が欠かせなかったに違いありません。

 

日本人移民の歴史に思いを馳せた一日でした。

 

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