皆様大変長らくのご無沙汰です。
一久の障碍者・高齢者にも楽しめる京都観光春編を再開します
前回は秋深まった花園周辺をご紹介したのですが、トラブル

発生で一気にやる気を失せ終了となり年を越してしまいましたが

何とか諦めがつき再開です。

何分貧乏暮しにもかかわらず一月分の生活費をどこぞに紛失する
といった大チョンボをやらかしてとっても落ち込みました。
そんなこと言ってると思い出すのでやめときます。
気分一新して今年も始めていきますね。

今回も右京区、予定では冬の後半は常盤に鳴滝を予定して
いたのですが寒さで足の具合が良くないので少し暖かくなる
春上旬にしました。

この季節はまだ梅の花が期待出来、桜にも期待が出来るので、
予定が立てやすく、ポイントが多くあるのが狙いです。
そこで右京区の春といえば嵯峨ですよね~、そして嵯峨と云えば
大覚寺ですよね~。

大覚寺は梅と桜が評判の名所です、そして生け花に
深い繋がりがあるお寺で、華道の嵯峨御流(さがごりゅう)
家元であり発祥の地が大覚寺なのです。
嵯峨菊は特によくつかわれる嵯峨御流の正華です。

大覚寺は平安時代の初め嵯峨天皇御成婚に伴い建てられた

御所が始まりで、空海とも縁のあるお寺です。
したがってここを嵯峨御所と言われました。

鎌倉時代には南北朝の南朝の拠点にもなったところです。

境内参道入口には少々高めの段差がありますが、

介助があれば入れるぐらいの高さです。

大覚寺参道には専用の駐車場があるのですが

駐車場は広く市バスの停留所兼旋回所にも使われ、

駐輪所や休憩所トイレに大覚寺案内所も中にあります。
ここに常駐する係員は後程紹介する庭園の管理も

兼ねているので,覚えておいて下さいね。

大覚寺へのおもなアクセスは以上です

大覚寺へは市バスの28系統か91系統が便利です、

 

 

市バスの28系統は京都駅発嵐山経由大覚寺行で
91系統は四条烏丸発太秦常盤経由大覚寺行になります。
28系統は嵐山経由なので比較的込みやすいのが難点です
車椅子を利用の皆さんには91系統をお勧めします。

 

 

もう一つの方法は京都バスを使うという手です。
京都駅からは81系統、四条大宮から74系統、
三条京阪から64系統がありますが。
でもこちらは本数が極端に少ないので使いかってが

難しく感じますね。

 

 

電車を使い徒歩でくる手もあり、一番早い手段がJR嵯峨線

京都駅から嵯峨嵐山駅下車徒歩16分といった経路に

なります。

方法はこの他にも幾つかありますが、直接大覚寺へと

至る路線は以上です。

では、さっそく大覚寺をご紹介していきますね。
先ず大覚寺は基本車椅子での拝観はOKです。

 

入館料は大 人:500円小中高:300円です、

障害者手帳を開示すると本人のみが

無料となりますが介助者は一般扱いと

なります。

そしてここは建物内と庭園は別途となり、

庭園は一律の200円となりますが、

受け付けはいません。

ゲートに寄付箱が据えられ個人の

善意で納めるようです。

 

維持管理のためどうか御納め下さい。
拝観時間は以上となっています。

午前9時〜午後5時(受付は午後4時30分まで)

玄関門にはこのように小数の段差があります。

これぐらいになるとやはり介助が必要となってきます。

建物内は車椅子を貸出しし、その車椅子で拝観する事に

なります.
タイヤカバーをつければ自己の車椅子でもいいのだと

思いますが,感想から申しますと単独での車椅子を使った拝観は

建物内は不可能です。

段差や階段がとても多く、

介助者一人では難しく二人は必要です。
しかし、見て頂きたいお寺の一つでもあるのです。
どうしてここまでおすすめするのか。
それにはある特徴があるからなのです。

多くのお寺は館内撮影禁止が基本ですが

(文化財保護の目的上仕方ないのですが)

ここはほとんど自由に撮影可能なのです。
《禁止場所には看板が出ています》

(宝物殿・霊明殿等)どうやらその訳は

緻密に再現した複製の襖絵や壁画だといいます。

 

本物といっても分からない出来なので是非見て下さい。
そして数ある庭園。
ここはよく時代劇の撮影に使用されている場所としても

有名です。
見覚えのある風景に出くわしますよ。

この寝殿は江戸時代の御水尾天皇から下賜された建物ですが
御水尾に嫁いだ徳川秀忠の娘和子が使っていた建物で女御殿と
言われていた建物です。

 

周囲を囲むように作られた廊下はすべて鴬張りの

廊下になっているのが特徴なんです。

これが良く鳴く鶯でね~。

ほけきょとは鳴きません、ぎゅ~ぎゃ~

と鳴くんですよ。

12の部屋に別れた正寝殿は長く諍いがあった南北朝の和議が
行われた建物で桃山時代の寝殿創りを代表する建物なのです
なかでも後宇多天皇がつかっていた御冠の間」の帳台構えには
嵯峨蒔絵といわれる蒔絵が施されていて、とても評価の高い

作品なのです。

木戸に書かれた兎の絵がとっても可愛く書かれてあり、

こんな絵を当時の画家が描いたんだと?

見入ってしまいました。

これはほんの一部です。

建物を繋ぐようにかけられた廊下は柱を雨にたとえ
直角に折れ曲った廊下を稲妻にたとえているんですよ。
そこからこの廊下を(村雨の廊下)と呼ぶんですって。

五大堂は現在大覚寺の本堂として使われいる建物なんです
不動明王を中心とする五大明王を安置するために五大堂と
呼ばれてるんですって。

大沢池に面した東側には夜の月を眺めるための吹き抜けの
広縁が作られています。
ここから眺める大沢池は絶景の景観を楽しませてくれ、

月夜には一句したためたくなるリッチな気分にさせてくれる?

場所なんです

ではいったん外に出て庭園の方に行きたいと思います。

春~が来た春~が来た何処に来た?京都に来ましたよ~

嵯峨大覚寺にやってきましたよ~【2】へ続く

 

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