百麗国際:公募倍率が500倍に
中国で女性用靴の小売を手掛ける百麗国際控股有限公司
[香港上場、百麗国際(ベルインター)、1880]のIPOが大好評。
現在のところブックビル(一般投資家向け募集)の倍率は500倍に達し、凍結資金は4380億香港ドルと昨年に世界最大のIPOとして上場を果たした中国工商銀行股フェン有限公司
[香港上場、中国工商銀行(チュウゴクコウショウギンコウ)、1398]の4156億香港ドルを上回る過去最高となった。
ブックビルへの申し込み人数は68万人を超えている。同社は今月23日にメインボードへ上場。プレースメント(国際機関投資家向け募集)はまだ終了していないが、昨日は日本『野村証券』の傘下で機関投資家向けの委託電子取引を手掛ける『インスティネット』が発行格の上限6.2香港ドルを13%上回る7.0香港ドルで同銘柄の購入を申し込むなど、高値で購入を希望する機関投資家も見られている。
中国燃気:国際金融公社が株主に
世界銀行グループの投資会社である国際金融公社(IFC)と中東の財団が中国本土で石油、天然ガスの販売に従事する中国燃気控股有限公司
[香港上場、中国燃気(チャイナガス)、0384]の株式約20%を購入する。
同時に同社は中国石油化工股フェン有限公司
[香港上場、中国石油化工(シノペックコーポ)、0386]と本土のガスプロジェクトを共同で進めることに合意。投資額は数十億元が見込まれている。
証券取引所の資料によると、アジア開発銀行が同社の天然ガスパイプラインプロジェクトへ投資を行ったのをはじめ、中国国務院直轄の海峡金融控股有限公司が株式13.84%を保有。 そのほか、中国石油化工が9.92%、インド最大の石油メジャーGail(India)が8.55%、オマーン政府旗下の石油企業オマーン・オイルが6.83%を取得するなど、過去2年間で多くの国際機関や大型企業が株主入りを果たしている。
華潤置地:大株主による私有化が失敗
中国政府系華潤グループに属し不動産業務に従事する華潤置地有限公司
[香港上場、華潤置地(リソーシズランド)、1109]の大株主である劉ラン雄氏が計画していた同社の私有化計画が失敗に終わった。
原因は同氏とTCIなどのファンドとで進められていた私有化の価格交渉が合意に至らなかったため。これにより、同氏は今後半年間、同社の私有化を提議することができなくなった。
市場の関心は、私有化が失敗したことで、同社が増資を行うかどうかに注目が集まっている。
東風汽車集団:関連会社の株式買い増しを検討
中国の三大自動車メーカーの一つである東風汽車集団股フェン有限公司 [香港上場、東風汽車集団(ドンフォンモーター)、0489]はこのほど、関連会社の株式を一部買い増すことを検討していると発表した。ただし、社名などは明らかにしていない。香港・経済通が伝えた。
神華能源:海外資産の買収で増資の可能性も
中国最大の石炭サプライヤー、神華集団の傘下である中国神華能源股フェン有限公司
[香港上場、神華能源(シェンファエナジー)、1088])は現在、オーストラリアやインドネシアなどの海外で炭鉱資産の買収を進めている。同社の陳必亭董事長は、これら資産の買収に成功すれば、増資を行う可能性もあると示している。
また、同社の石炭油プロジェクトは来年から運営を開始する予定で、初期の生産量は数十万トンが見込まれている。同氏はさらに、今年は火力発電用石炭や品質の高い石炭が供給不足であるとし、今年の価格は15-20%上昇すると予測している。