プロフェッショナルは、言わば専門家である。しかし、専門以外のことに興味のない人とも言える。エキスパートは、専門をきわめているが、専門以外のことにも興 味、経験のある人であり、言わば、達人である。「専門家」は、専門以外のことには興味がなく、「達人」は、専門的知識、技術、経験をもちながら、専門以外のことにも興 味を示し、その経験を積むことに喜びを感じる。これからの時代には、随所に「達人」が必要となるのに、その教育が行き届いていない。時代の流れをいち早くキャッチし、素早く適応できる解析力の優れた「専門家」を育成することに未だに終始していることがその一因となっている。これからは、時代を作る人材、つまり「達人」が必要である。「達人」は、勝手に生まれる自然の産物ではな く、教育と環境によって育むものである。その育む課程において、いかに志というスパイスをどうふりかけるかで、達人となっていくのである。

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