大作でした。
登場人物も場所もエピソードも盛りだくさんで、原作未読の方は大変じゃないかと。
私は原作小説好きですが、最後に読んだのがだいぶ前なので「そうだった、そうだった」と思い出しながら観劇。
もちろんオリジナルストーリーは分かりましたが、確かに宝塚仕様だなと。
帝国軍は期待通りの軍服のカッコよさ。
予想を裏切って良かったのは緒月ヤン。
これまでは割と力む演技が多い印象だったのだが、今回はいい具合に抜けていて、声が多分本来の高さなのだろうが、優しい感じが出てました。
ヤンの養子ユリアンを若手男役ではなく娘役の伶美さんがやっていて、子役ではなく少年役なのになかなか上手かったです。
フィナーレはいつもの小池先生のパターンで、さすがにちょっと新鮮味が足りないかなぁ?
さて、原作を読み直してもう1回観劇します。
遅くなりましたが、実は先月機会があって本拠地で大空さん退団公演を観たのでした。
お芝居もショーも、さよなら~涙涙ではなく、割とさっぱり系でした。

初舞台生というのはやっぱり独特ですね。
一期一会感がハンパないというか。

お芝居幕開きは家でグレート・ギャツビーを観たばかりだったのでとっても既視感。
もちろんストーリーは異なりますが。
「軽い感じでカッコよく」って、男役集大成な感じがします。
若手には出せないでしょー。

ショーはねぇ…私にはシーンごとがあまりにブツギレな気が。
クライマックスを集めるとそうなるのかな?
カルメンを髣髴とさせる場面は良かったな。
まずコーラスがさすがだし、多重展開みたいなストップモーションと暗転も意味分からないけどカッコよかった。

それにしてももうすっかり若手が分からない…
いよいよ明日で霧矢大夢さん、蒼乃夕妃さんはじめ、多数ご卒業ですが、私は先日見納めてきました。
お芝居もショーもさよなら色が強かったですが、でもいい作品でした。

お芝居は長年連れ添った二人の関係性が、大人で対等でよかったですね。
あと美味しいところはチャーチルさんが持っていった感じですが。

ショーではまず蒼乃さんの戦士の場面がカッコよかった。
ああいうのが似合う娘役さんはやっぱり稀有ですね。
それからデイドリームの場面。
特に2階から見るとリボンが綺麗でした。
あと一樹千尋さんと若手男役さんのニンフの歌。
黒燕尾も意外な選曲で、でもカッコよかった~。
卒業される皆さんの第二の人生に幸多かれです。