関東地方からと考えていましたが、徳島県の動物愛護センターの職員の書類送検を受けて、

先に徳島を調べようと思います。(詳しくはリブログした前記事を読んでみてください。

里親が決まっていた妊婦犬を殺処分したなどの内容です。)

 

徳島の動物愛護の条例を見ますと、里親が決まっている動物は

殺処分してはならないとなっています。期限が切れていても。

そういう違反、不正は、うやむやにしてはならないと思います。

動物との共生、共存に行政側も真剣に取り組んでいただきたいです。

小泉大臣、または笹川副大臣にも視察に行っていただきたいです。

 

埼玉のセンター職員の方は、 地域猫の取り組みができないことや、

不妊去勢手術しないで放し飼い、無責任な 餌やり等、

まだまだ住民の理解が得られていないと言っていました。

それでも町会長用の「野良猫講座」というパンフレットがあったりと、

市民に行きとどくような努力が見られました。野良猫講座のPDFの検索画面へ

良い点、参考になる点があります。

 

徳島は、野犬がとにかく多いようです。子猫も多い。

本当に地域で問題が違います。

 

徳島県の動物愛護センターは、県外への犬猫譲渡を増やせるよう、

協力保護団体の移送費を募るクラウドファンディングを2度していますが、

(移送費という用途に私は疑問がありますが、)

そうではなくて、 県外にも譲渡できるよう、

他県の愛護センターも協力体制を取ってほしいと思います。  

 

 

徳島県

 

・収容数の上限。

災害時の時などを想定した場合、

犬猫合わせて約100頭ほど。

(収容施設の犬房は7つ、あとは犬猫用にケースなどが複数。

きずなの里(譲渡施設)成犬12室、子犬子猫用のケース複数。)

 

・殺処分をしているかどうか。ガスなのか、安楽死(薬)なのか。

殺処分。怪我している犬猫などは薬物による安楽死。

暴れて注射できない場合はドリームカー(ガスによる殺処分車)

 

・年間収容数

2019年度 計・1467頭  犬・941(野犬406、引き取り522、負傷13)

猫・526(引き取り472(89%子猫)、負傷54)

 

・飼い主への返還数/譲渡数 

2019年度 返還数 犬174、猫16 / 譲渡数 犬344、猫175 ・殺処分数 

2019年度 計・752頭  犬425、猫327

 

・収容期間

飼い主を探す期間として

3日間(公示期間は3日のみ)~20日間 野犬や子猫など飼い主がいない場合

数人で適性を数日(日数決まっていない)見て判断。

 

・収容理由。

野犬がいると連絡があると捕獲に行く。

飼い主からは基本的に引き取らない。

病気などで飼えないなどの場合。

同人物からによる2度目の引き取りはしない。

 

・収容される犬猫の種類。 

野犬、飼い主のいない犬、子猫

 

・ミルクボランティアの有無。 

有り。38名 それに加えセンター職員も。

 

・獣医師の人数。

6名と雇用の職員1名。

 

・不妊去勢手術はするか。

一般の人への譲渡の際のみする。

 

・治療の有無。

どの程度まで治療を施すのか。 応急処置のみ。

 

・ドッグラン、キャットタワーの有無。

有り。 ・譲渡に関わる保護団体の数 10。 

個人ボランティアもいるため名前は載せていない。

 

シェルターの必要性

必要と感じている。

 

・ふるさと納税、クラウドファンディングの有無。

クラウドファンディングしている。

協力保護団体による県外への譲渡の移送費として。

 

・寄付を受け付けるかとどうか。

物品のみ受け付けている。

 

・犬のしつけなどのトレーナーなど専門家

トレーナー3名、お世話係6名。

 

・住民の意識についてどう思うか。

室内飼いをしない住民が多くいる。野犬への無責任なえさやりも多い。

 

・TNR 地域猫

地域猫に理解がない地域がある。

不妊去勢手術は全市町村で助成金が出ている。 その半分は県が負担している。

 

・エアコンの有無

有る。成犬の部屋は無い。

 

・災害時の避難施設

ガイドラインのパンフレットがある。

徳島市の例では、 学校のグラウンドの一角など、

屋外に動物の避難ス ペースが確保されます。

また、ほとんどの避難先では、犬や猫はケージ での生活が中心。

 

・動物虐待や遺棄、犬猫の持ち込みをした人の記録はあるのか。

虐待が見受けられるのは、たまにあった。

持ちこみをした人の記録はあるので二度目は断っている。

 

・動物取扱業の監視・指導(抜き打ちかどうか、頻度など。)

通報があった時に抜き打ち検査している。数か月に1度。

 

・保護団体や個人の監視・指導。

通報があった時に抜き打ち検査している。

 

・動物愛護教室などについて。

動物ふれあい教室(毎週土曜)、

動物ふれあい移動教室 (学校飼育の動物の適正飼育や動物愛護について教える。)、

動物ふれあい訪問(老人ホームなどへの訪問)、

犬のしつけ方相談(第3日曜日午前10時)、

1日飼育体験(夏休み、子供を対象)、

動物飼養相談(職員が電話などで対応)

 

・条例の特色。

譲渡先が決まっている動物は処分期日が過ぎても殺処分してはならない。

 

その他。 動物愛護推進員は64人。