千葉県に続き、埼玉県のまとめです。

本当は政令都市も先にまとめた方がいいと思っていたのですが、

他の県が気になったので、先に埼玉県を

調べてみました。

後ほど政令都市もまとめてみます!

 

やはり地域によって違いがあります。ぜひこちらのまとめ、

または県の公式ホームページを

みてください!

 

埼玉県もたくさんのパンフレットPDFがホームページに用意されています!

 

センターの職員の方のお話では、埼玉県は猫の収容がまだ多いのですが、特に

子猫が多く、TNRのみでなく地域猫の住民への理解不足が問題だと

言われていました。

 

ホームページにも細かい資料を載せてあり、努力されています。

動物愛護推進員や動物指導センターからもボランティアを公募しています。

官民の協力体制をもっととっていくことが良いかと思っています。

 

埼玉県 動物指導センター

埼玉県 動物愛護・ペットのページ

 

まとめ

 

埼玉県(さいたま市、川越市、越谷市、川口市を除く。)

 

・収容数の上限。

 

◆動物指導センター 本所/犬・約5060頭、

猫・約30頭、南支所/1部屋

(こちらではほとんどは収容されない。)  

◆保健所により規模に違いがあるがだいたい犬用に3部屋有り。

 (動物指導センターは猫、保健所は犬を担当している。

期間を過ぎた犬は動物指導センターに行く。)

 

・殺処分をしているかどうか。ガスなのか、安楽死(薬)なのか。

 

殺処分。基本的に薬による安楽死。薬が注射できない場合はガス。

 

・年間収容数。

 

2019年度 (政令都市を含まない。)

猫764頭(その内飼育放棄244頭、所有者不明520頭) 

犬、保健所収容からセンター送致犬総数359頭

 

譲渡数/・飼い主への返還数

 

2019年度 返還数 猫1頭、犬9頭/ 

譲渡数 猫214頭(その内、子猫136頭)、犬257頭(その内、子犬12)

 

・殺処分数

 

2019年度 (政令都市を含む)計・622頭  

犬・86、猫・536

(埼玉動物指導センター 事業概要に詳しく記述されている。)         

 (2019年度、猫収容数764頭中、飼育放棄244頭、所有者不明520頭。

この内、飼い主からの引き取り、飼い主不明、捕獲・負傷)

 

・収容期間。

 

◆動物指導センター 3日間。(その後、テスト。攻撃性などを見て譲渡

または殺処分への判断をする。ミルクボランティアへは、

目の開いていない子猫でなく、

2,3週間の子猫を優先している。)

◆保健所 7日間。(飼い主を待つ。

その後、動物指導センターで適性審査で振り分けられる。)

 

・収容理由。

 

子猫を持ちこまれることが多い。住民の理解を得られていない。

飼い主が亡くなられていたり、入院する、など。

 

・収容される犬猫の種類。

2019年度、猫の収容数764頭のうち459頭が子猫。

負傷猫は764頭のうち139頭。

人に飼われていたような飼い主のいない犬が多い。野犬はあまりいない

 

・ミルクボランティアの有無。

 

有り。20名以下。指導センターの立地の悪さもあるのからか、

少人数になってしまっている、とのこと。

 

・獣医師の人数。

 

本所・6人(12人中)/ 南支所・3人(6人中) 保健所にも獣医師は常駐。

 

・不妊去勢手術はするか。

 

個人に譲渡する猫のみ不妊去勢手術をする。

ボランティア団体には委託している。

 

・治療の有無。どの程度まで治療を施すのか。

 

最低限の治療のみ。動物指導センターでは

、譲渡と判断された犬猫は寄生虫や感染症の検査をする。

 

・ドッグラン、キャットタワーの有無。

 

有り。

 

・譲渡に関わる保護団体の数

 

登録団体数  動物保護団体等・44、民間企業・1、学校法人 1。

 

・シェルターの必要性

 

シェルターより地域猫を推奨。

 

・ふるさと納税、クラウドファンディングの有無。

 

無し。

 

・寄付を受け付けるかとどうか。

 

無し。予算が足りている、とのこと。

 

・住民の意識についてどう思うか。

 

理解不足。

 

・TNR

 

まだまだ足りていない。TNRだけでなく地域猫という取り組みを推進したい。

 

・エアコンの有無

 

無い部屋もあるが、有る部屋を使用。

 

・災害時

 

同行避難を推進。パンフレット有り。

 

・動物取扱業の監視・指導(抜き打ちかどうか、頻度など。)

 

5年に一度の更新なので、そのときにしている。また通報があった場合に行く。

(抜き打ちではない。)

保護団体や個人の監視・指導。

個人宅へは主に糞尿被害の依頼があって行くことがある。

 

・条例

 

有り。

 

・その他。

 

返還に関する手数料 3,500円  飼養管理費 1日につき500

 

 

 

 

動物指導センター 事業協力ボランティア登録制度。

(普及啓発、動物飼育、動物介在活動(ふれあい教室、

アニマルセラピー教室、愛護教室)、しつけ方、各部門)