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占い鑑定 catalyst

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  何事かを成すために必要なもの 
 

 
前回の記事では荒俣宏の超合理主義的な生き方の
裏に潜む矛盾点について紹介しました。
 
彼は、
 
冠婚葬祭を考えて黒い礼服のスーツを常に着る。
 
アイスは胃に入ってしまえば溶けてしまうから
レディーボーデンをドロドロに溶かしてから

一気に飲み込む。
 
という一見すると無駄を省いた超合理主義的な
生き方を貫いています。
 
以前インタビュー読んだことがあるのですが、
 

彼は若い頃に会社に勤めていて仕事が終わると
趣味の怪奇小説を書いたり、外国の幻想文学を
翻訳したりしていたそうですが、
 
ある時、会社と家を往復することの無駄を感じて
住んでいた部屋を引き払って会社に寝泊りするように

なったそうです。
 
そして仕事が終わって誰もいなくなったオフィスで
一人机に向かって個人的作業を続けていたそうです。
 
もちろん寝る場所はなく、眠くて我慢できなくなったら

そのまま机に突っ伏して寝てしまえばいいという

考えだったそうです。
 
お風呂については銭湯に行くのも面倒くさいので
会社の給湯室で髪を洗ったり水を浴びたりして
しのいでいたということです。
 
現在のコンプライアンスでは考えられないのでしょうが、
当時はそれもありだったのでしょうね。
 
一番興味深かったのはインタビューアーに
 
(そのまま疲れて寝過ごしたまま会社の人が
 出勤して困るような事はなかったんですか?)

 
(会社に目覚まし時計を置いておくわけにも

 いかなかったでしょうし。 )
 

と聞かれて、
 
「いえ、朝目覚めるのは簡単です。」
 
「夜に水道で水をがぶ飲みすればいいんです。」
 
「そうすればトイレに行きたくなって目が覚めるから
 寝過ごすことありません。」
 

と答えていました。
 
それでもインタビューが
 
(そんなに水をがぶ飲みしてトイレが間に合わず
 漏らしてしまうことはなかったんですか?)
 

と冗談っぽく尋ねたところ、
 
「もちろん何度か

 漏らしましたよ。」
 


と平然と答えていたところに男らしさを感じました。
 
ここまで自分を貫くというのは素晴らしいことですよね。
 
私もこういう男に

なりたいな。

 

と感じたものです。
 
ちなみに現在の荒俣宏は朝起きて寝床から
周りに散らばっている衣服に適当に手を伸ばして
たまたま掴んだ服を着ることにしているそうです。

 

服を選ぶことに時間をかけるのが嫌なんですね。
 
かつて Apple の創業者スティーブ・ジョブズが
服を選ぶのに使う時間と脳力がもったいないので
いつも同じ服を切ることに決めているというエピソードを
読んだことがあるのですが、

 


 

その時、


やはり常人では成し得ないような
何事かを成す人は、


周囲から見れば変人と思われるような
超合理主義的思考をするものなのだな。

 

と学んだように感じた覚えがあります。