化学者くずれのイギリス留学記録 -6ページ目

化学者くずれのイギリス留学記録

一応化学の研究者に向かって日々精進中。読書がメインの記録でしたが、新たな目的を見つけ、ただいまイギリスにて勉強中。
注意:ここに書いてある事はあくまでもChemの主観に基づく物です。留学を検討中のかたはご自身で担当機関にお確かめください。

本当に久しぶりです。なかなか忙しくしています。

たまには研究の話でもしようかと。化学系しかも有機系の人以外には興味のない話かもしれませんが。

研究テーマは大きくて、新しい汎用性のある不斉触媒の合成です。この分野というか、chemがリガンドとして用いている物質は生化学や医薬品系では研究されていることもありますが、不斉触媒や錯体化学の分野ではほぼ研究されていません。なのでライバルはいないと言ってもいいです。有機系だとライバルがどこの国の人なのかというのは意外と重要です(理由は想像にお任せします)。なのでライバルがいない分野というのは重要ですが、ライバルがいないというのも困ったものだと最近になって思っています。

理由は単純に参考文献が少ないから。しかも、イギリスの研究室はテーマが一人一つ。つまり研究を共有していません。共同研究とか共同のプロジェクトや医学、バイオの学部とは研究を一緒にするのに研究室内は完全に独立しています。しかもchemの研究室に錯体系の研究をしている人がいないので相談できる人もいない。唯一先生だけが頼りです。そんな感じなので孤独です。隣の研究室は大きく分ければ皆錯体化学をしているし、前に少しお世話になったイギリスの研究しつも錯体化学の研究室で皆最終目的は異なるものの、錯体を作るという意味では同じ分野なので、今の研究室が変わっているのだと思います。

日本とは異なる事が多くて大変ですね。
それではまた。