1983年冬……
ゲレンデの銀世界に映える情熱の赤。
ロッジの影でひそかに交わす初めての口づけ。
将来を誓い合う二人……
あれから30年……
いたずらな神様は再び彼らを巡り会わせる。
空白の時間（とき）がどんどん埋まってゆく。
情熱の赤はいつしか愛情の赤へ……
『監督という職業をもう一度見直さなければならない』（スティーブン・スピルバーグ）
『私をキャストして欲しかった』（北野武）
『幸せになりやがれ！ このヤロー！』（アントニオ猪木）
『ハンカチが何枚あっても足りません』（OL・26歳）
興行収入 歴代一位
日本アカデミー賞 最有力候補！
列島は涙に染まる……
2013年冬、新進気鋭の監督かたルが贈る、永遠のラブストーリー
『私がスキーに連れてったる！』
『私がスキーに連れてったる！』製作委員会、大映
撮影快調！
近日大公開！
も、申し訳ない
こんな大胆な絵空事をでっち上げちまって……
ちょっと遊んでみたかっただけ
でもね……
初ちゅーはマジでゲレンデだったんスよ
あ
かたルです
みなさん、いかがお過ごしですか
こちらは雪はないものの、冷たい風が吹き荒れております
映画の撮影が一向に進みません
（
ウソの上塗りはやめろ
）しかし、まあ、なんですなぁ……
今年の冬は、スキーブームが再燃だって
アラフィフ、アラフォー世代にとって、
懐かしくもあり、嬉しくもある。
中にはホントにゲレンデで恋の花を咲かせて、そのままゴールイン
っていう読者の方もおられるかもしれませんね
1980年代後半に公開された映画『私をスキーに連れてって』のヒットを契機に、
そしてバブル時代の追い風を受けたこともあり、
スキーは一躍脚光を浴びるレジャーとなったのです
ゲレンデへと向かう自動車は長蛇の列を成し、
人々は疲労感を感じる一方、ワクワク、ドキドキといった高揚感も生まれた。
ツアーバスもその数を増やし、いろんな都道府県のカーナンバーも見られた。
日本国有鉄道からJRへと変化を遂げた鉄道も、
シュプール号という画期的な車両を導入、増発を重ねた。
ゲレンデもスキーヤーの鮮やかなスキーウェアの花が咲き乱れ、
ユーミンもそれを『スキー天国』と形容する
夜になってもナイター営業でスキー場は賑わい、
ゲレンデの灯が消えても、ロッジに場を移し、再び盛り上がる
そして30余年……
当時の男子、女子も人の親となり、
その授かりし我が子を連れて、再びゲレンデに降り立つのです！
それが今……。
ワタクシ、今、無性に滑りたい……
夢や恋愛をのせて……
あの頃のように……
迷うコトなく……
直滑降で……
今宵は福原美穂さんで『雪の光』
彼女の作品の中で、一番好きなんですよね
切ない恋愛を歌った曲ですが、いかがでしたか
今日はおフザケと昔話を中心にお話させていただきましたが、
今年のスキーブームの要因のひとつに、こんなコトバも……
『ゲレコン』
ゲレンデで合コン＆婚活という意味ですな
コレはワタクシたちの年代よりも、若い世代が盛り上げてくれそうですね
ステキな歴史はきっと、ずっと、繰り返されるのでしょう
今日はここまで……
あっ
ちなみに、ワタクシ……
ボーゲン（スキーの板をハの字にして滑る）という初歩的な技術しかもっておりません
あしからず……
それでもよければ……
（
もうエエって
）みなさん、よい夢を……
では、また……。