ナゼか病人が多い年の瀬 | 私と森羅万象・・・

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右へ行くべきか、左へ行くべきか?
人生は何時も決断を迫ってくる・・・けれど
なんだか慣れてきたように思う今日この頃です

今年も残すところ今日を入れて5日間だ。

 

2020年は想像もしていなかったコロナ禍が世界中を包み込み

全人類が同時に「死」に怯えるという前代未聞のことが起こって本当に驚かされた。

 

そして気が付くと身の周りに病人が増えていた。

 

古武道仲間にも癌患者が二人いて夫の知人や私の友人も発病し

つい先日は兄嫁が膵臓癌で抗がん剤治療を受けているという知らせが入った。

 

コロナ禍だけでも自身の身を守るのが大変なのに、この時期に闘病が加わるとは

当事者は気の抜けない年の瀬を送っているだろうと思う。

 

しかし、それでも人生を楽しもう、と考えているのか最強の友人のH子さんは

心臓病の夫と共に子供達と年末を過ごすためにハワイへ旅立っていった。

 

相変わらずメゲナイ人です。

強い女は他にも居て武道仲間の女医さんも、そういう一人だ。

 

まぁ、医者だからメンタルも強いのでしょうが自分の状況に怯まないという点では

H子さんも同様だな。

 

 

人類全体で抱えるコロナ禍の他に各人がそれぞれ抱える問題がある年の瀬だ。

 

私はやっと両親の遺骨を御墓に入れ少し気がかりだったことが片付いた。

あと2~3片付けるべき問題は有るけれど、まぁまぁな気分で残り少ない今年を過ごしている。

 

来年が今年より良くなるという予想は全く立たないけれど暫くは辛抱するしかないだろうな。

でも、一緒に手をとりあって我慢する人が側にいることは善きことだな。

 

皆がそれぞれ耐えているのだと思えば、それほど愚痴も出ず苦にならないものだ。

 

嵐は何時か過ぎ去る。 

 

嘆き叫んでも状況は変わらず心労が増すだけだということを念頭におけば

どうということは無い、と思う。