チベットあれこれ・・・ | 私と森羅万象・・・

私と森羅万象・・・

右へ行くべきか、左へ行くべきか?
人生は何時も決断を迫ってくる・・・けれど
なんだか慣れてきたように思う今日この頃です

今日は朝からあいにくの雨。


そしてカレンダーを見ると「9.11」。毎年繰り返される、あれから○○年。

いつもこの日になるとアメリカへ行くために滞在していた成田のホテルで

TVを食い入るように見ていたのを思い出す。



結婚して1年目に初めて二人で出かけようとしていたアメリカ。

あの頃、夫がまさか数年後に癌を発病するとは夢にも思っていなかったっけ。


世界中が対立の様相を激しく現し始めた出来ごとだった。



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夫の入院でチベット旅行の最大の山場であった29日の記述が未だになっているが

それは、ゆっくり書くことにしてチベットで見かけた風景・人物を掲載しようと思う。



まずはチベットのガイドさん。日本語がとても上手で誠実な人達でした。



チベットではガイドの講習会でもチベット語を使うことが禁止されていて
講師も講習を受ける人もチベット族なのに使う言葉は中国語でなければならないらしい。

左端のGさん曰く「やがてチベット人は、この世界から居なくなるでしょう・・・」と話していた。


漢族が大手を振って歩くラサの町だけど、お寺にはチベット人の参拝者が一杯だ。
オバぁちゃん達の顔が良いですよねぇ


私と森羅万象・・・

陽射しが強いので皆 帽子をかぶっている。マニ車をまわして、ちょっと休憩中。


チベット人の家は家の入り口と窓枠が黒いという特徴があると言う。
そして道路の側の家の屋根には必ず中国国旗を立てるように命令されていて
確かにどの家もタルチョと中国国旗がはためいていた。


私と森羅万象・・・

人はいつの世も、いつまでも対立の中にあるのだろうか・・・・

のどかな風景の中にも様々な問題が潜んでいて、それでも人は生きている。