水葬の岸辺 | 私と森羅万象・・・

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右へ行くべきか、左へ行くべきか?
人生は何時も決断を迫ってくる・・・けれど
なんだか慣れてきたように思う今日この頃です

夫が元気そうに携帯へメールを送ってきたので今日は午後から病院へ行くことにした。

腰が痛いので帰りにマッサージへも行こう。


病人より私の方が疲れているわ。 (iДi)休みたいざんす・・



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ツェタンからラサへ向かう時に川べりで水葬にする所を通った。


この写真の左側の岸が水葬にする場所だと言う。

私と森羅万象・・・


葬送儀礼は国によって異なるがチベットでは今でも鳥葬が行われている。

チベットには森林が少なく火葬にする為に使用する木材が貴重なのだ。


だから、火葬にするのは高僧などで水葬は子供が多く

疫病で死んだ者や犯罪者は土葬になると言う。


鳥葬は六道輪廻の観念から天に近い場所で遺体を処理するという意味もあると

研究者は書いているが、確かにラサ周辺の地形を見ると岩山と砂山が目につき

大きな樹木が少ないので木材は貴重なのだろうと思った。


水葬が行われているのでチベット人は川の魚などは食べないし釣りもしないと聞いてる。

でも、川で釣りをしている人を何人も見かけた、あれはきっと中国人だな。



実際にその場所に行って見ると本等で読んだことの意味が良く分かるものだ。


チベットに、あんなに川があるとは思わなかった。

あれだけの水量があれば今の技術では農作物も色々作れるのではないかと思う。


農作物と言えばチベット人のガイドさんが最近の農業は化学肥料を使うので

良く作物が出来るけれど、直ぐに土地の力がなくなり作物が取れなくなると話していた。