自己肯定感が叫ばれるのは、自己評価の低い日本人、幸福感が世界ランク下の方、そして自殺率の高さからだと思っているけど、その3つは自己肯定感で解決できるものじゃないんだろうなと何となく思う!
儒教とか米の農耕民族とかあるんだろうけど…
自己肯定感を育てる…という考え方自体が遺伝<環境、という前提で成り立ってるんだろうけど、精神的傾向というのは遺伝>環境の要素なんじゃないかと、親歴1年半で感じている!
もちろん、虐待とかいうことをしてたらおしまいだけど。
最近見たこの2つでも思った。
番組なのでわたしが知るのは表面的だけど…
前者は、満洲での張作霖爆殺の首謀者の孫として生きてきて、子供の頃から大悪人の孫だとか殺人をしちゃいけないよとか言われてきた子孫たちの話で、高級軍人(社会的、経済的に豊かな家庭)だということを差し引いてもたくましいなと思う。
後者は、バックグラウンドは良くわからないけどツイッターでの心ない言葉が直接的なきっかけで自殺してしまった女の子(月乃のあさん)の家庭の話。
時代的な違いもあるけど、後者の女の子の弱さは持って生まれたものなのだろうかと思った。
話は変わるが、月乃のあさんのお母さんは、内気なのあさんがアイドルに興味を持って生き生きとしていたから、小学5年生で名古屋のカフェでアイドル活動をするのを応援したという。親として、子供が意欲を見せたものを応援するのは分かる。それ(親も肯定したもの)が、搾取の世界であり、容姿の世界(評価軸が他人)、しかも半アマチュアの世界だと、かなりキツイなと思った。
なお遺伝というのは、子供に遺伝するかは別で、遺伝子のこと。