今日、自分の「女性性」や「変化する体と心」について改めて考えるきっかけがありました。

あなたは出産や病気、加齢など、体の変化が心に影響していると感じますか?

 

今、とてもやりたい!と思っていることがあります。
 

起業家で先日会社を創立された五十嵐花凜さんという方がいらっしゃるのですが、

その方の事業内容をお聞きしました。

 

女性は出産すると脳が変わるのだそうで、

花凜さんはそういった変化した脳でどのように脳を活用していくか?

という事業を展開される…とお聞きしました。

(厳密にはちがうかもしれません!もし違ったらごめんなさい)

実際、出産後に女性の脳の一部が変化するという研究もあるそうです。

 

その話をお聞きして私はハッとしました。びっくり

 

出産して脳が変わるのが例えばホルモンなどの影響だった場合

私はどうなっているんだろう?目

 

女性ホルモンは記憶力や感情、思考パターンにも影響を与えているとも言われます。

 

わたしは4年前にがんに罹患し、

その手術で

ほぼほぼすべての女性としての臓器を失っています。

ホルモン療法も行っているので

現在の私の体には女性ホルモンはほぼほぼない状態です。

 

自分の性別が何なのか、

すごく悩んだり

 

子供が欲しかったのに

まだ一人も子供がいないのに産めなくなってしまったことを悲しんだり。

 

でもそうなっている私の体はどうなっているんだろう?

とふと思いました。

 

ホルモンだけじゃないかもしれない。

 

出産などで体が変わって脳が変わって心や生きやすさが変わっていくなら

女性性を失った私にもきっと臓器を失った意外に

何か変化がないのだろうか?

 

手術や治療によって体が変わった私

脳も変わっていっていて、

私自身が変わっているのかも?

 

私は一つの症例に過ぎないかもしれないけど、

でも私がどうなっていくのか?

ということを私が追っていくのは

すごく大事なことかもしれない、と思いました。

 

そう思ったときに、

五十嵐未知子さんという方が女性性と男性性という話をされていたのを思い返しました。

 

“男性性=行動力”“女性性=受容性”といった概念があるそうで、

スピリチュアルな面だけじゃなくそういうものはあるのかな?とは思っていましたが、

 

五十嵐未知子さんに最近、

私は男性性が強い

ということを言われて

とても意外に思ったことがありました。

 

でも未知子さんには

私がフルタイムで働きながら絵本作家としても活動していこうとしていることや、

フットワークが軽いことなどが

とても動いていて男性性が強い、と言われたのです。

 

そう思って振り返ると

がんの手術を転機として

自分の人生が変わったような気もするのです。

 

もちろん、臓器を失った翌日から目に見えて行動的になった、

というほど単純な話ではないですが、

 

でも私、昔からこんなにフッ軽だったか?とおもうと

割と腰が重いタイプだった気がするのです。

 

慎重でいろいろなことを考えて心配しすぎて動けない。

石橋をたたき割って渡れない

 

そんな私が今は前よりかなりアクティブ・・・

 

その転換点ってがんの前後のような気がする・・・。

 

わたしは子供がいないことが悲しすぎて

「ママ」たちへの圧倒的な劣等感があります。

うらやましいし、

少子高齢化とか言われているけど、

でもマジョリティはやっぱり40代女性だったら子持ちなので

いつも比較しては寂しさにさいなまれていましたし、

自分には価値がないような気もしていました。

 

でも、こんな私だからこそできることって

「じゃあ女性としての臓器を失うとどうなるの?」

ということかもしれない、と思ったのです。

 

マイノリティかもしれないけど、一定数はいるだろう私たち。

そして加齢で女性性を失っていくかもしれないし、

そういう人が

どうしたらイキイキと輝いていける飛び出すハート

世の中を作っていけるのか?

 

子供ができないという面ばかりを見ていましたが

うらやましがっていても

私に子供ができることはあり得ません。

悲しいけどそれが現実。

 

そこと向き合って、

(というか、逆にそことはもう向き合わず、かもしれないけど)

子供がいない、体も女性とは呼べないけど

そんな人が輝けるようにしていきたい。

 

私がそうやって役に立っていきたい。

 

どうしたらそうできるかわからないけど、

でも私だからこそできることでもあるのではないか?と思った・・・

そんな夜です。

 

まずは自分自身をよくよく観察して、

どんな変化があったのか?

今どういう生き方をしたら生きやすいのか?ということを

今まで以上に自分に問うてみたいと思っています。

 

花凜さんは先日7月7日に会社を設立された祝賀パーティーを開かれていて、

そこで事業内容などもお話しされたようなのですが、

私は仕事がどうしても休めず、行くこと叶わず。

なので新事業の話は全く知らなかったのですが、

 

今日花凜さんの音声配信を聞いていたら

事業内容を話されていて

それをお聞きして私は電流に打たれたような感覚になりました。

落ち込んでいる場合じゃない!スター

私には私のできること、やるべきことがある!

 

がんは大きな転機だったけど

ある意味

今日も私の転機なんじゃないかなと思います。

 

4年前、子供をあきらめる決断をした日から

私の心は本当にマヒしていたけど

そのときからの停滞を

私の人生、私のできることをやればいいんだ!と

心から思いました。

 

“なくしたもの”に目を向けるだけでなく、

“そこから始まること”にも目を向けていきたい。

 

自分の体験が、誰かの希望の種になればと願いながら、

今はこの想いを大切に育てていきます。