こんにちは!

絵本作家のきゃっとえいぶるです。

 

絵本作家のといよしひこさんの展示を観に行きました!

 

ピンポイントギャラリーにて

5/24(土)17:00まで開催されている

「すきかって図書館」という展示です。

 

 

 

■といさんの絵本との出会い

 

絵本大好きなわたしですが、

といさんの絵本には特別な思い入れがあります。

 

わたしは2021年にクラウドファンディングに参加し、

絵本✕日本酒で、お酒のラベルを作り、

絵本も作る、

という、企画に参加したことがあります。

 

が、ちょうどそのころにがん罹患が判明

 

かろうじてラベルとPDFファイルの絵本を作りましたが

 

当時はかなり精神的にも大変で

絵本も中途半端となり、

自分としては納得行かない形で闘病になったのです。

 

そんなころにといさんは

「星 かぜ ぼくら」という絵本を商業出版されていて、

 

もうキラキラキラキラキラキラまぶしく見えていました。

まぶしすぎて絵本を2冊も購入したほどです。

 

この本は本当に絵も可愛くて

文章も素敵で

本当に憧れの一冊でしたが、

 

最近になってといさんのインスタで、

実はといさんが絵本作家としてデビューが決まったとき

といさんもがんに罹患されていたというエピソードを

発信されていたのです👀

 

 

 

 

えー!?

 

とめちゃくちゃ驚き。

 

そんな過去があって、

でも今絵本作家として活躍されている!

 

というのがもうめちゃくちゃ勇気づけられました。

 

そしてといさんの展示のDMを欲しいと連絡をとり、

お会いしてきました!

 

お話もゆっくりお聞きできて、

それがものすごく有益な話でした。

 

といさんは美大出身ではなく

(ここにも勝手に共感しちゃうんですよね〜)

作家デビューのためにしたことは

ひたすらコンペに出すことだったそうです。

 

 

■コンペ参加の大切さ

 

ここのコンペに毎年出すと決められているコンペがあって、

そこに毎年応募されて、

落ちた作品は手直しして別のコンペに出されていたのだとか。

 

そして、客観的なアドバイスをいただくことが

すごく、重要だったそうです。

 

あと、コンペに入賞しても、

それが即商業出版の原稿となるわけでなく、

ほぼほぼ描き直しになるのだそうです。

 

実際にコンペに出したときの作品と

商業出版した時の作品を

比較しながら

ビフォーアフターを教えていただきました😳

 

描き直す前も、めちゃくちゃいい絵なんです!

 

でも商業出版はもっとクオリティが高い。

 

わたし、前に依頼されたイラストが

全面描き直しになったということがあって

 

ここに書いてます↓

 

 

 

 

ちまちま直してるけど、

なかなか一旦できた!と思ったものを

直す気力が沸かず…

 

とかゴチャゴチャ言ってましたが

 

甘かった!

 

しのごのいわず、

描き直しますっ!

 

という気持ちです。

 

やる気スイッチ・オン!

 

私も絵本を商業出版したいっ!!!!!

 

ものすごく貴重なお話をお伺いした時間でした。

 

 

 

サインもいただきました

くまさんのイラスト付きー!!

お星さま持ってるー!!!

可愛すぎるー!!!!

 

といさんが出版のために力をいれられていたのは

コンペへの出品だったとのことで、

コンペは入賞しなくても

講評をいただける可能性もあり

それもすごく参考になったとおっしゃっていました。

 

わたしももっとコンペに出してみようかな。。。

 

講評してもらえるって

確かにすごく貴重なことですよね。。。

 

私も、自分ひとりでやってると

一人よがりになっているのでは、

と思うこともしばしば。

 

経験に基づくお話をお伺いしたので

めちゃくちゃ説得力あります。。。

 

そして絵本作家になってからも

本当に厳しい世界でもある。

その覚悟が私にはあるのか!?

 

あるよー!

 

頑張るよ!

頑張ります!

なので、商業出版が叶いますように!

 

■あっ!!忘れてた!!

 

最後に一緒に写真を撮っていただいたら、

もうなんかテンションあがりまくって

後で何か記念に買っていこうと思ってたのに

夢見心地過ぎて

全部ぶっ飛び

何も買わなかったことに気づく。。。orz

 

4人展で、

今回初めて知ったさっかさんの

はせがわはっちさんという方の

くまちゃんの絵がめちゃくちゃ可愛かったので、

絵本欲しいな~と思っていたのに

それも忘れた。。。

 

でもはせがわはっちさんは

これからちょっと、追っていこうと思っています。

 

本当にすてきな作品だったんですよね。

 

 

 

 

記録としてここに残しておきます。

 

あなたには「この1冊に出会って救われた!」という絵本はありますか?
もしあれば、ぜひコメントで教えてください😊

 

私は勝手にといさんに3つの共感ポイントがあって、

1)がんサバイバー

2)がん罹患のタイミングが絵本を出そうとしているときにあったこと

3)美大卒ではない

 

そんなことからといさんのお話はとてもリアルに参考になりました!

 

私は絵本にすごく救われてきました。

といさんの「星 かぜ ぼくら」にもとても救われてきました。

わたしもこれからもっと

人生に寄り添えるような作品を描いていきたいです!