これは、私の夢に出てきた印象的なお話で、実際の話ではありません。
では、お話に入ります。
時は約50年前後前だろうか。ある村で大量虐殺事件が起こり、最後にはその村いちの霊能者の老女が殺害されたという事件だ。
きっかけは隣村と合併するかしないかで数年ほど揉めていて、最終的には反対意見が遮られるように合併されたことだった。
元々の村をA村とし、合併された村をB村としよう。
A村とB村は元々仲が悪く、度々揉めていた。理由はわからないのだが、これはかなり昔からのことらしかった。
そんなある日、合併話が持ち上がり、反対意見が両村多数でお互いの村では反対運動を起こしていた。
にもかかわらず、行政代執行という形で行政側が一方的に合併を強行したのである。そして新しい村のリーダーには引き続き、A村が取り仕切ることになったのだ。
そこから村の過激派の人間たちの争いは始まり、村は無法地帯と化していた。
そんな中、村の将来を案じた2人の中年の婦人は村の霊能者の老女を訪ねたのだった。老女は見つかったとばかりの驚いた表情をしていたが、次第に彼女たちを受けいれた。
老女は村の盲点ともなるような草むらで毎日ひとり碁を打っていて、その碁は実は占いの道具となっていたのだった。
「この村はどうなるのでしょうか。」
と2人の婦人は心配そうに老女に尋ねた。
すると老女はしばらくして、
「これは…」
と重い口を開いたのだった。
その2に続く。
