ストリートトリプル765RSツーリング日記 -18ページ目

ストリートトリプル765RSツーリング日記

名古屋発、バイク、ツーリングにまつわる日常ブログ公開中。



予告PV


◇原題   :Hævnen (復讐)
◇公開日 :日本: 2011年8月13日
◇制作国 :デンマーク
◇ジャンル:ドラマ
◇監督   :フアン・ホセ・カンパネラ
◇出演   :ミカエル・パーシュブラント/ トリーヌ・ディルホム ほか
◇評価   :★★★★☆(4点)

[あらすじ]

アフリカの難民キャンプとデンマークを舞台に、理不尽な暴力に対する「復讐」と「赦し」を描く。
世の中には暴力が横行しており、大人の世界だけでなく子供の世界の中にも、陰湿ないじめとしてそれは存在する。「報復は報復を生むだけ。戦争とはそうやって起こるんだ。」と大人たちは子供に諭す。しかし子どもたちは「やり返さなかったらいつまでもイジめられっ放しだ」と親の説得を拒む。
2つの複雑な事情を持つ家庭に生まれた2人の子どもたち。まだ大人の事情を解する理解力もなく、大人たちもまた、子どもたちに理解を促すだけの言葉を持ち合わせていない歯がゆさ、現実と理想のジレンマという狭間でもがき苦しむ。子を持つ親へ向けた、苦悩と感動のメッセージ。

[猫Rのコメント]
なんの下調べなく、事前情報も収集せず観はじめましたのですが、
観ていてものすごく胃が締めつけられ、痛くなりましたガーン
最初、アフリカの発展途上国での国境なき医師団のストーリーかと思いきや、どっこい。
職場と家庭がシンクロしながら、『暴力』というテーマについて挑んだ作品です。
俳優陣など、ワタクシまったく存じませんが、彼らの映画の中での演技を最初の数十秒見ただけで
俳優としてのレベルの高さが窺い知れます。
登場するお父さんたち、お母さんたち、迫真の演技でカッコイイです。
そんなわけで、あっという間に映画にのめり込んでしまい、あっというまに2時間が過ぎました。
傑作でしたよ。ただ、リアル過ぎて観続けるのがツラかった。精神的に。変な汗かきました。

『暴力』というものがいかに愚かな行為であるかを痛烈に批判した映画でありますが、
ワタクシは冒頭にあった、アフリカの雄大な草原の景色が流れているシーンが最も印象的でした。
雄大に広がるアフリカの大地とは対照的に、血に染まった白衣を着た
医師の姿が欲望とエゴにまみれた人間たちを痛烈に非難しているかのようで。
このシーンが、この映画のすべてを物語っていたような気がいたします。