コートドボーヌ。
ワインの味わいはどれだけ優しく舌に浸透するかが
最重要な自分にとっては、最高の赤ワイン産地は
まさにここなのです。
モンティーユやプスドールがニュイに進出してもなお、
(昔から考えたら信じられない)
メジャーの中のマイナーという微妙な立ち位置が
永遠に続きそうな勢いのボーヌです。
が、それだけに絶対王政のニュイと違い、
ボーヌは新しい才能が生まれやすい環境だと思います。
そしてそのコートドボーヌのまさに真っ只中の、
マイナーの中のさらに話題にのぼらないボーヌの町に
誕生した天才醸造家が、ダヴィッドクロワ。
この人は若いのに本当に凄いバランス感覚を
持っていると思います。
決して派手ではないワインなのに著名なワイン関係者の間で
ドメーヌデクロワの実力を認めないひとがいないのも、
その天才っぷりを物語っています。
コートドボーヌがメジャーの中のメジャーになれるか
どうかは、この人にかかっている気がする。
