シェーンブルン宮殿のソムリエ妄想日記



今日はヒマな営業日でした。


まぁこの雨じゃねぇ(言い訳)。



早く帰ってきたので、ちょっと実験してみました。



ふつうのグラスと、ウチになぜかあった銅(っぽい)杯で、


ワインの味は変わるのか?


どうですか。面白そうでしょ?




使ったワインはシャブリと同じヨンヌ県のワイン。


ゴワゾ サンブリ 2006年


しかも貴重なソーヴィニヨングリ100%バージョン。


ソービニヨンブランよりも濃厚です。




スタート時の温度、たぶん8度くらい。ちょっと低め。


香りは濃密ながらフレッシュ。柑橘系。


熟したグレープフルーツとハーブ、少~しナッツ。そしてミネラル。


柑橘系と桃の果実。余韻は長い。


ヨンヌのワインとしては結構な完熟度。


そーとー美味しいワインです。


5,6本飲んだから分かってたけど。


実験体としては申し分なし。というかもったいないくらい。


まぁそれくらいじゃないとね。



‥で、実験結果。



そそいだ直後。


グラス、銅杯ともにほとんど差はない。


温度も低めで閉じた印象。




10分後。


グラスのほうが香りは芳香さを増し、味は柔らかく変化。ボリューム感もアップ。


温度の上昇で開いた親しみやすい味に。


対する銅杯はというと、10分経っても冷たいまま。堅牢さを保っている。




15分後。


グラスは旨すぎて空に。2杯目に突入笑。


銅杯。あいかわらず温度上がらず。


香りは少しナッティに。


でも味は変わらず。というよりなぜだか余韻は鉱物っぽさを増していく。硬い。



グラス1杯で15分以上粘ることはあまりないと思うので、


とりあえず結論。



まぁ、温度を変えずに飲みたい場合は銅杯もよいかな。


色を愛でたりはできないけど。



しかし、しかしだ。


時間とともに変化していく味わいを感じるのもワインの楽しみのひとつ。


そこは他のお酒との大きな違いだし、むしろアイデンティティ。


やっぱりワインはグラスで飲むほうが楽しいな、というのが率直な感想でした。




銅杯にはハイボールで笑




いつになくアカデミックな、平日の真夜中。


有意義です笑



さぁ。今日はいそがしくなりますように!



おやすみなさ~い。