解せないハナシ | お局秘書の日記

お局秘書の日記

酸いも甘いも噛み分けた(?)お局秘書のありふれた日常を、つらつらと綴ります。

先週知った、福岡県で起きた、女子中学生が学校の柔道授業で亡くなった事故のこと。

前からおかしいことだと思っていましたけど、公立中学校の体育の必須科目に強制的に「武道」が入っているっておかしくないですか?
ましてや、素人の柔道って相当危険だと思いますけどねぇ。
幾ら指導者が有識者とか言ったって、目が行き届かないでしょ?

公立中学校に通う姪に聞いたところ、危険度の低い剣道は道具が高いから、それよりは安い柔道を選ぶとのこと。

それにしても、83年度から中学・高校での柔道の授業で死者119人て多すぎると思いますけど。つまりそれには不本意に加害者になってしまう子が居て、結局のところ不幸な生徒は犠牲者の倍居ると言うこと。
亡くならないまでも、重度の障害が残っている人も含めたら、もっと高い数字の筈。
そんなことがまかり通っていて良いのでしょうか。
減ったとか言い訳してるけど、たかだか学校の授業で、ただの一人だって死んで良いわけないですよね?
私から見れば、文科省と道具業者が結託しているようにも見えますけど…。

どなたかも言っていましたが、武道の精神を養うなら、座禅でもやらせたほうが良いのではないでしょうか。心を鎮めて落ち着かせるほうが、現代の子供に必要なのでは?無駄なお金もかからないし。

自ら剣道や柔道をやりたいわけでは無い者に、学校の授業で時々やらせて養われるものではないと思いますけどねぇ、武道の精神なんて。

子供の居ない私でも思うのに、世の中のお父さんお母さん、子供を守ってやれるのはあなた方だけですよ!
もっと大きな声を上げたらどうですか?