ボク、クロって言います(見たまんまの名前かいっ)。
7年前に片目と片腕が潰れて、尻尾も途中でちょん切れてたところをルルさんに
助けられたんだ。
それ以来、ルルさんはボクのママ。ルルさんに嫌われたらボク生きていけないの。
ルルさんのベッドのボク専用のカバーが掛かってるところで寝ることと、
ビロードみたいな自慢の毛を撫でてもらうのが一番の幸せ。
食べ物には困らないし、ルルさんが会社に行ってる時はふかふかのベッドを
拝借・・・野良猫時代に比べたら、まるで天国さ。
(病院とダイソンの掃除機だけは勘弁してほしいけど)
↑こちらは去年の冬のボク。猫に洋服なんて虐待みたいでしょ?でも違うんだよ。
長いこと完治しない皮膚病が胸や下腹部に出来ていて、ザラザラの舌で舐める
からますます悪化!! 仕方ないからルルさんとルルさんのお母さんが犬用の
洋服を改造してボクに作ってくれたの。
ボク片腕無いからすぐ脱げちゃうし、試行錯誤を繰り返して大変だったらしいよ。
すぐ汚れちゃうから、他にも着替え用を数着、夜なべして作ってくれたんだよ。
でも・・・ガチャピンってどうよ?
今はルルさんが高価なお薬を毎日飲ませてくれるお陰で、皮膚病はすっかり
良くなり、洋服は卒業したよ。完治したように見えるけど、油断できないんだって。
片目と片腕と引き換えに、怖くてひもじい一生から解放されたボク。
でも、昔の野良仲間たちは今も空腹と暑さ寒さに耐えながら、必死に一生懸命
生きてるんだよ。捨てられた猫たちは、今も人の温もりに飢えているはずさ。
鳴き声がうるさいとか、おしっこが臭いとか、ボクたち猫も好きでそうなって
いるんじゃないってこと解かってもらえたら良いのに・・・。
汚いものを視界に入れたくないから、虐待したり毒殺したりという発想は
悲しいこと。
「神様はちゃんと見ている」って、ルルさんはいつも言ってる。
人間と自然動物が上手に共存していける世の中であることを僕も願っているよ。
明日は、ボクが苦手なあのコが紹介されるらしいよ。