人の話を聞くこと | お局秘書の日記

お局秘書の日記

酸いも甘いも噛み分けた(?)お局秘書のありふれた日常を、つらつらと綴ります。

先日、TVに出ていた某居酒屋チェーンの創業社長の子育て論を聞いて

いて、考えるところがあった。

かつて、陰口を言った息子のことを烈火のごとく叱ったらしいのである。


息子から尊敬される彼は、親として立派な人なのだろうと思うし、どんな

陰口の種類だったかもわからない。

しかし、理由も聞かずに叱ったのだとしたら、その極端な思想はどうなの

だろう?


よく「他人の悪口を言う奴は嫌いだ」と言う人がいます。

勿論、やたらと陰口をたたいたり、そこに居ない人の悪口を言うのは

良くないし、人として信用されないのは当然だと思います。

しかし、話を捏造して他人の悪口を言うのは論外ですが、その背景に何が

あるのか理由を聞くことも必要なのではなかろうか? 頭ごなしに悪いと

決めつけるのではなく。


会社と言う組織に属していると、自分も含めこういうことは幾らでも

ありますよね。

社会に出ると、好き嫌いに関わらず、色々な考え方の人と付き合わなくては

ならないし、そこを円滑にやり過ごすことが社会人の基本のスキルとなる

わけです。

そういう状況にあって、事実を情報交換するだけで「悪口・陰口」と決め

つけるのは如何なものだろうか。

いちいち面と向かって批判していたら、会社と言うコミュニティでは生きて

いけないのではなかろうか。

(勿論、ハッキリ言ってやりたいのは山々ですけどねぇ)

それを、理由も聞かずに「他人の悪口を言う奴は嫌いだ」と言う人は、カッコ

つけた偽善者に思えてしまうんです、私は。


勿論、悪口や陰口が決して良い事ではないというのが前提です。

できれば言わないほうがスマートでしょう。

それに、大きな組織では「正論」を言うマイノリティが干されがちですからね。

でも、私欲や出世のために魂を売り払っている人たちに比べたら、陰口くらい

可愛いもんじゃありませんか。


私は今後、親になりたいとも思っていないし、経営者になれるわけもありませんが

もしそういう立場だったとしたら、何故陰口をたたくのか、どんな不満を持って

そう言うのか、その理由を聞いてやることができる人間でいたいなと思います。