やってみよう!最近では、読書が一番手軽な趣味として私を支えていてくれているのですが、ブクログでこんなことが出来るっていうのに今更ながら最近気付きましたので、せっかくだしやってみたいと思いますー。こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたことヨリスライエンダイク英治出版発売日:2011-12-19ブクログでレビューを見る»-大学生のハゼムと雑談している時-「信じられませんよね?私たちの政府はどれほど警戒していなければならないか。これであなたもわかったでしょう?エジプトにはどれだけ大勢の敵がいるか。そんなこと知りたくもないですよ。最近聞いた話だと、イスラエルの若い女たちがシナイ半島の砂漠でエイズを広めてまわってるそうです」私はハゼムを見て思った。“私はエジプトで実際に起こっていることだけを書くべきだろうか、それとも、ここの人々が実際に起こっていると思っていることも書くべきなのだろうか?”。しかし、ここで振出しに戻る。信頼できる世論調査の結果を入手できなくて、どうしたら平均的なエジプト人の考えなどわかる?-イラクでの取材旅行-翌朝のためにタクシーを頼んだ。夜のうちは、戦利品を警察と山分けにする無法者たちが国境へのルートを支配しているからだ。荷物をまとめ、滞在を切り上げるために法外な金額の支払いを済ませようと、夕方の遅い時間に最寄りの情報省に向かった…略…「アラブ人ならきっとこう言うでしょうね」イラクを出たところで、ヨルダン人の運転手が言った。「ハミハ・ハラミハ---あなたを守る者があなたから奪う」オランダで警官の姿を眼にすると安心できる。彼ら彼女らは私たちのために働いてくれているからだ。アラブ人は警官の姿を眼にすると逃げ出す。ハミハ・ハラミハ。この本は、オランダで「最も影響力のある国際ジャーナリスト40人」に選ばれた著者が、特派員として訪れた中東での五年間に考えたことを書いたもの。読んでみて印象に残る事は沢山あったが、その中でも特に印象深かったところを引用した。今、日本でも、似たようなことが起こっていると思うから。物事にはそれを見ている人の数だけ面がある。声を荒げたくなる時、慎重になる必要はある。でも、それを判断するのに、何の思惑も含まれていない、多面体を展開したような都合のいい情報がすぐに出てくるなんてことはない…と常に思っておかなくてはならない、という事なのかな?私の感想はさておき、「なんで中東ってずっとあんななの?」(←乱暴な言い方ですいませんが)と思っている方におすすめかと思います。