餌場は・・・10月7日から10月30日までの報告 | 南相馬の猫おばさんと原発なしで暮らしたい会のブログ

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原発事故により警戒区域となった南相馬市小高区の「猫おばさん」こと吉田さんを応援します!

皆様 こんにちは。 吉田 美惠子です。 いつもご支援いただきましてどうもありがとうございます。 
   10月10日頃、下の写真の白い子猫の白雪ちゃんが吉田の所に来ました。さっそく動物病院で検査してもらいました。 白血病でした。 が、人に慣れて吉田の膝の上ですやすや眠ります。
どうにか家で飼ってやりたいのですが、白雪ちゃんを含めて10匹にもなるので、どうにかしないと活動にも差し障ります。 どなたか白雪ちゃんを引き取ってくださる方いらっしゃいませんか?
 
真ん中にいるのが子猫の白雪ちゃんです。

10月19、20(土、日曜日)は隔週給餌の日でした。この日はさっちゃん、やまちゃん、マキリンがTNR(不幸な猫を増やさないため、猫をつかまえて、避妊・去勢手術をして、もとの所に戻す。)をしました。 TNRは労の多い、大変な仕事ですが、不幸な猫を増やさないとの思いでやっております。
   詳しくはこちらがさっちゃんのブログなのでご覧下さい。

   20日(日曜日)は台風の影響で朝から雨でした。 悪天候の中、さっちゃん、やまちゃんは南相馬市とスペイクリニックがある白河市を何往復もして、猫たちのために尽くしてくれました。
   また、同日、手術が終わった猫たちをリリースしながらの給餌もしてくれました。大雨の中、猫たちが食べるためとえさ補充してくれるのは、猫に対する愛情と使命感がなければできることではありません。 お二人に感謝です。

   10月12日(土曜日)は、隔週給餌の合間で、手伝いに来てくれた男性と餌場作りをしました。 この近所の餌場がカラスのフン害でいやだからもう置かないでくれと言われたので、急いで近くの空き家を探してえさ箱を置いてもらうことにしました。
 
ここが新しい餌場で、長く使えることを願っています。
 
新しい餌場に食べにきた猫です。 前の餌場の近くなので、そこでも食べていたのでしょう。
太っていました。

 
この餌場はいいと思って使っていたのですが、えさ箱のえさが悪くなってしまう餌場でした。
下がコンクリートではなく、地面の上だったので、土からの湿気が上がってきてえさ箱の餌を腐らしていたのでした。 この場所は使えないのでえさ箱をはずして持ち帰り、避難先の自宅で洗って乾かしました。

餌場は  1. 家主さんがえさ置いてもいいよと言ってくれている所
      2. カラス、鳥のフン害は大きいので、カラスや鳥をさえぎる障害物がある所
      3. えさ箱を置く場所も土の上は湿気でえさが悪くなるので、コンクリートの上などに
         置く。

と、こういう具合です。 えさもどこに置いていいというわけではありません。 復興が進むと
津波被害の家が取り壊されて、今まで置かせてもらってえさ箱を置く場所がないと心配は絶えません。

また、福島県が住民がいない所でねずみの被害が多いといって、窮鼠剤をまいています。
おなかをすかした猫たちが、こういうものを食べているのではないかと、心配事は絶えません。
犬猫救済をしてこなかった福島県が、動物を殺すとなるとはりきるのは人がやることではありません。 福島県食品衛生課が担当していますので、窮鼠剤を使わないで、ねずみを取るのは猫にまかせるようにして下さい、そして猫を大事にすれば、ねずみの被害はなくなりますとお話して下さい。  Tel  024-521-7245 です。

皆様、ご支援どうもありがとうございます。   失礼いたします。