私が犬猫保護・給餌・給水を行っている南相馬市小高区は、本年4月16日から誰でも出入りが出来るようになりましたが、宿泊は禁止です。
出入り自由になったのは一歩前進ですが、動物への活動から見ると良くないことも出てきています。
まず、犬の飼い主さんが犬を小高の自宅に戻して、餌をあげに行っている人がいます。
中には放してしまう飼い主さんもいて、犬が徘徊しているのを見ます。
行政もこの件は把握していて、犬を保護しに行ってくれています。
困難な時を生き延びたのに、無慈悲すぎます。
4月16日から住民に餌を片づけられる所も出てきています。
警戒区域制定後に餌を置く了承をもらっていた家の方に、再度、餌置きのお願いをしていまして、3/4くらいは、いいですよと言ってもらえています。
お断りされた時は、今まで置かせてもらっていた近くの目立たない、雨に濡れない所に餌場をずらして置いています。
これから住民の出入りが多くなるにつれて、餌置きが難しくなるかもしれません。
取り残された犬猫たちにお腹いっぱい食べさせてやりたいです。
双葉郡の町村は、いまだに死の街・死の世界にあります。
取り残されている動物たちの命が救えるよう、知恵を出し合っていきたいです。
双葉郡の子達に安心の日が来るよう、これからも活動していきます。
吉田 美恵子
代理投稿 にゃんにゃも