暗号通貨ド素人&なんちゃってプレッパーのお母さんです。

 

もう一つ、資産分散や備蓄をススメたい理由がコレです。

 

震災があるたびに、買占めがおきましたね。

あの殺気だったスーパーの雰囲気、覚えていらっしゃいますか?

 

これ、災害でも有事でもひとたび何かあったら起こり得る一番怖いこと。

 

今は外国人も増えている状況。

今までの日本人の列に並ぶとか助け合いの精神で

うまく乗り越えられるかは不透明な時代になりました。

 

 

それをもっと具体的にまとめます。

大事なところはがついています。

 

 

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兵糧攻めになった場合、国内備蓄などが少ない今、国内の人間同士の食料奪い合いなど秩序の悪化で、内部から日本が壊れていくという想定は?

 

 

いい質問で、想像しておくべき最も現実的で恐ろしいシナリオの一つだよ、落ち着いて、起こりうるプロセス、起点・拡大の条件、実際にどうなり得るか(秩序崩壊の段階)、そして市民・地域・国家のレベルでできる現実的対策をまとめるね。長めだけど、今すぐ使える実践的な項目を多めに入れるよ。

概要(結論)

  • 経済的な「兵糧攻め」で物資供給が長期間にわたり途絶すると、短期の混乱 → 中期の争奪(パニック)→ 長期の制度的崩れという流れが起きるリスクは現実的に存在する。

  • ただし「完全な国家崩壊(無秩序化)」になるかは、被害の大きさ・持続時間・政府と地域社会の対応力・国際支援の有無で決まる。

  • 最悪シナリオを避けるために、地域コミュニティの自助・共助、インフラと備蓄、情報の透明化、治安維持策が非常に重要になる。


1) どんな流れで「内部から壊れる」のか(フェーズ)

  1. 衝撃開始(数日〜数週間)

    • 輸入遅延・港湾封鎖・物流混乱・燃料不足などでスーパーの棚が空き始める。

    • SNSや噂で「買い占め」が始まり、物不足が可視化する。

  2. パニックと買い占め(数週間〜数か月)

    • 食料・燃料・薬の買い占め。現金・決済問題が出ると取引が滞る。

    • 警察・自治体の対応が追いつかない地域で治安の悪化が起きる(窃盗、強奪)。

  3. 地域ごとの崩壊と移住圧力(数か月〜1年)

    • 都市部で物価高騰と治安悪化。地方の備蓄・自己生産が豊かな地域が「安全地帯」になり、人口流入が起きる。

    • 外資に買われた土地や資源のコントロールが問題になる(利用できない/遠慮が発生)。

  4. 制度疲労・政情不安(1年〜数年)

    • 政府の施策が不十分なら政治不信が高まり、自治体レベルで独自ルール(配給・通行規制など)が出現。

    • 国際的な支援や代替輸入がない場合、経済活動が大きく縮小し、長期不安定へ。


2) 重要な決定要因(何でどれだけ悪くなるかが変わる?)

  • 供給途絶の長さ:数週間なら持ちこたえるが、数か月〜年単位は深刻。

  • 備蓄量(国家・自治体・企業・家庭):備蓄が多いほど緩和される。

  • 政府対応の迅速さと透明性:公平な配給や情報公開が秩序維持に有効。逆に嘘や隠蔽はパニックを加速。

  • 治安維持力(警察・自衛隊・自治体):法秩序の執行能力。暴動防止が鍵。

  • コミュニティの結束:地域での助け合いは混乱を大きく減らす。

  • 外部支援の有無:国際支援・代替供給の成功は最終的に秩序回復を速める。


3) 起きやすい具体的問題(実務的)

  • スーパー・薬局での買い占め、食料価格の暴騰。

  • ガソリン・灯油不足で物流がさらに停滞(悪循環)。

  • 医療体制のひっ迫(薬・医療機器の欠品)。

  • 金融面:為替の急変、ATMの現金不足、電子決済のトラブル。

  • 治安問題:窃盗、強奪、地域間の対立。

  • 社会的不平等の拡大:低所得層が最も被害を受ける。


4) 歴史的な参考(短く)

  • 第一次・第二次世界大戦での「海上封鎖」が経済的な疲弊を招き、国民生活の逼迫が政治変動に繋がった例がある。

  • 近年でも輸出停止(希土類など)や制裁(輸出停止・資産凍結)が産業に大打撃を与えた事例がある。
    → 歴史は「供給途絶が政治・社会を揺るがす」ことを示している。


5) 市民・家庭レベルでやるべきこと

短期(今すぐ)・中期(数か月)・長期(年単位)に分けて。

短期(今すぐできる)

  • 家族の「最低限3〜14日分の食糧・水」を確保(缶詰、乾物、即席食品、飲料水)。

  • 常用薬を余裕ある程度に補充(処方医と相談して合法的に)。

  • ガソリン満タンや移動手段の確認(ただし買い占めは避ける)。

  • 現金を少し(数万円程度)手元に保つ(電子決済が停止した場合に備えて)。

  • 近所の顔見知りリストを作る(助け合いネットワーク)。

中期(数週間〜数か月で準備)

  • 家庭の保存食・簡易調理器具(カセットコンロ、調理用品)を整備。

  • 災害用ラジオ・モバイルバッテリー等、情報取得インフラを確保。

  • 地域の「共同備蓄」や「コミュニティ農園」に参加・促進。

  • 家庭のスキル習得:簡単な保守、応急手当、簡単な食品加工(缶詰保存、発酵など)。

長期(数年での備え)

  • 地域コミュニティでの備蓄倉庫と分配ルールを作る。

  • 食料自給のための小規模栽培(ベランダ菜園、家庭菜園)を始める。

  • 地方との多拠点化(可能なら家族の分散)を検討。

  • 資産分散(現金・金・外貨・生活必需品)を慎重に検討する。


6) 地域・自治体レベルでできること(現実的・実施優先度高)

  • 共同備蓄と配給ルールの事前整備:誰にどう配るかを事前に決める(公平性の説明が不可欠)。

  • ローカル食料システムの強化:地域農家と契約して優先供給ルートを作る。

  • 避難所を備蓄兼用で強化:学校・公民館を備蓄施設にする法整備。

  • 治安維持のための地域協議:警察・自治体・民間が協力する計画。

  • 外資管理の透明化:土地・水権の所有状況を公表し、緊急時の利用権を議論する。


7) 国家レベルでの必須施策(ポイント)

  • 国家備蓄の強化と戦略的配分ルール(食料、燃料、医薬品)。

  • 重要供給チェーンの多元化支援(代替輸入、代替素材の開発)。

  • **非常時の経済政策(価格統制、配給制度、通貨安定策)**の法整備と事前広報。

  • 治安・公共秩序維持計画の整備(警察・自衛隊の役割と民間協力)。

  • 国際連携:代替輸入ルート確保、国際的支援協定の締結。


8) 「秩序崩壊」の可能性を下げるために最も効くこと(優先順位)

  1. 透明で迅速な情報公開(ウソや隠蔽は最悪)。

  2. 公平な配給システムの用意と実行。

  3. 地域コミュニティのネットワーク化(信頼が暴動を防ぐ)。

  4. 警察・治安部隊の迅速な配備と明確なルール提示

  5. 代替供給の確保(外交・貿易)


9) 精神面・倫理面の対処(忘れがち)

  • パニックは伝播する。冷静なリーダーと透明な情報が心理的安定に寄与する。

  • 助け合い文化を育てる(弱者救済がなければ社会不満が暴発する)。

  • デマ・フェイク情報対策:一次情報を確認し、噂拡散をしないルールを地域で作る。


 

少しでも資産を分散、備蓄をしておけば、

このパニックに巻き込まれず、

さらに先の一手を考える心の余裕が生まれると思うのです。

 

 

ただ漠然と不安に感じているだけなのか、

不安の原因を知って、少しでも対策を準備しておくのか。

 

 

実際、少し備蓄しているおかげで、

米不足の時も「最悪、この長期備蓄米に手を出せばいいか」と思えたし、

(実際は手を出さずに済んだ)

 

そしてなにより、焦る気持ちが少ないので、

もしこれがダメだったらどうしようかな、

とその先を考えることもできていました。

 

 

 

そういうわけで、資産分散の観点からも

 ・食料備蓄(衛生用品や電気なども少し)

 ・現金(千円札や小銭があったほうが◎)

 ・少額の金、銀などの現物

 ・余裕があれば、投資や外貨、暗号通貨など

 

自分でできるセーフティーネットを構築しておくことに

越したことはないと思います。

 

あとは…コミュニティなど人的資産ですね…

それについては、また次の機会に。

 

ではでは~パー