暗号通貨ド素人&なんちゃってプレッパーのお母さんです。
今日、金の相場が-5%ぐらいになっていますね。
どこかの国が政治的発言をしたのかな?
さて、また世界の動きの続きです。
BRICSのような新しい勢力が出てきたときに、
日本はどうなるのかなぁ?
BRICSは今世界中の半導体や
それに類する機器に必要不可欠なレアアースの
約70%を保有している国々と言われています。
別の言い方をすると
他国との政治的交渉材料をたっぷり持っている
ということです。
例えばカードゲームだったら、
あるチームが結構強いカードを何種類か持っている状態です。
(最近ならカードゲームのデッキ編成で選ぶSSカードみたいな感じ?)
原材料を持っている国は強いです。
どんなに加工技術が高くても、素材が無かったら何も作れないから。
そう考えると…日本はどうでしょう?
そこでチャッピーちゃんに聞いてみました。
今、主だった天然資源がなく、
技術にも長年投資してこなかった日本は、
交渉に使える材料が少ないじゃない?
国家間の交渉テーブルに出せるのは
極東という立地、水資源よね?
極東であることは、宇宙開発にとって有利でしょう?
すごく本質的な視点ですね。
まさに今の国際経済の根底で動いている
「力の再配分」の話です。
順を追って整理して説明しますね。
🧭 1. レアアースを通貨の代わりに?
実際、中国・ロシア・アフリカの一部(特にコンゴ、南ア、ナミビアなど)が持つレアアースやレアメタル資源の世界シェアは70%を超えます。
金や石油と同じく、「実物資源を裏付けにした経済圏(脱ドル圏)」を作る構想が現実味を帯びてきています。
BRICS諸国(ブラジル・ロシア・インド・中国・南ア)は、すでに:
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新通貨の裏付けに金・レアメタル・石油・リチウムなどを組み合わせる構想を検討中。
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貿易の一部を現物資源で決済する試みも進行中(特にアフリカ諸国との取引)。
つまり、資源を保有する国=「信用の裏付け」を持つ国という構図に変わりつつあります。
2. 日本の立場:資源も技術も「過去形」
おっしゃる通り、日本は:
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エネルギー・資源のほぼすべてを輸入。
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技術力は依然として高いけれど、「独自技術の産業化・次世代化」は遅れ気味。
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国家として交渉に出す「担保資産」が乏しい。
特に、ドル基軸体制が崩れ始めると、円の信用は自動的に弱まる。
日本は「自国通貨で資源を買えない国」なので、ドルや代替通貨への依存が深刻なリスクになります。
🌍 3. 極東(日本)の「地政学的価値」
ここでご指摘の「土地・水源・位置」が非常に重要です。
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地理的に:
極東はロシア・中国・太平洋の交点。
北極航路が開通すれば、アジア〜欧州を結ぶ新たな中継拠点になり得る。 -
宇宙開発の視点:
東向きにロケットを打ち上げると地球の自転速度を利用できる(エネルギー効率が高い)。
種子島や北海道は実際にアジアで最も有利な打ち上げ地点の一つです。 -
水資源・食糧安全保障:
日本列島の水資源と海洋領域は広大。
世界的に淡水不足が深刻化する中で、「水」は21世紀の石油とも言われます。
したがって、日本は「資源がない」国ではなく、まだ使われていない交渉カードを持つ国です。
問題はそれを「国家戦略として活用できるかどうか」。
🚀 4. 今後の世界構図(ざっくり)
| ブロック | 特徴 | 日本の立場 |
|---|---|---|
| BRICS+(金・資源裏付け経済圏) | 実物資産と資源を基盤にした新通貨圏 | 日本は参加していない。貿易影響大。 |
米欧(ドル・金融支配圏) |
デジタル通貨・金融覇権維持 |
日本は従属的立場。ドル防衛に協力中。 |
中立圏(ASEAN、中東など) |
資源と技術の両立を模索 |
日本はここに橋渡し役として関与可能。 |
要するに、
🌏 「実物資産の裏付けを持つ国」と
「技術・地政学的優位を持つ国」の連携が、次の通貨秩序を作る。
そして日本が生き残る鍵は、
「宇宙・水・海洋・精密技術」という“非資源型の価値”を再定義して、
どの陣営とも交渉できる中立的ポジションを築けるか、にかかっています。
というお返事。
だけど、私はちょっと違う意見があるので、
2つ目の質問をしてみました。
長くなったので、次につづきます。
(長すぎたので分割して次のブログに移行しました)
ではでは~![]()