暗号通貨ド素人&なんちゃってプレッパーのお母さんです。

 

あちこちで

日々の値上げ、

政治の不安定さ、

オーバーツーリズムとそれに関わる諸問題、

などなど・・・

 

生活と直結した不安要素が多いので、自分の資産を守りたい、

できれば増やしたい、という空気感があると思います。

 

 

私、お金を稼ぐとかお金儲けをする、という感覚が

そもそも欠如しているらしいことに気づいたんです。

 

夫があるセミナーを受講しようと考えていた時、

費用対効果っていうんですか、

例えばセミナー代が50万円だったら、

その学びからどう50万円を稼げるかな?って考えるんですって。

(この「ですって」って言ってる時点でわかってないよね、私)

 

・・・私、何かを学ぶときにそういうこと考えたことがなかった。

なんか「楽しそう~♪」とか「これ好き~♡」、「面白い!」が選択基準なので。

 

だから投資、株、みたいなお金を稼ぐという感覚が全然わからないし、

賢いお金の稼ぎ方が漠然とわかりにくいのです。

頭ではそうなんだな、って考えても、

腹落ちはしていない感じです。

 

あとお金の「におい」っていうのもわからないです。

友達に「あ、これ売れる!」とか目利きの人がいるんですが、

あの感覚が全然ピンと来ないです。

 

 

だけど・・・

そんな私でも

親の介護だったり、

子供の進学だったり、

自分たちの老後だったり…

 

実務というのか、

実生活で知らなければいけない「お金のこと」はあるし、

最低限、今までやってきました。

 

 

手を付けていなかったのが「投資」という分野。

 

 

株の投機などで、利ザヤを稼ぐとか、

物販のせどりのようなことは全く性に合わず。

 

だからメルカリみたいなものも、

やってみたけど楽しくないから続かない。

 

 

いくらお得ですよ、って言われても

iDeCoやNISAの話が本を読んでも、

説明を受けても頭の中に入ってこないんです。

 

 

それで考えたんですよね、何だったらできるんだろうか?

 

 

実はちょとしたきっかけがあったんです。

 

今年、父が脳梗塞で入院したのがタイミングが悪く(?)

確定申告の直前だったんです。

 

脳梗塞で左半身に麻痺がでていて、

口も歪んでいて、まともに話せないのに

「株の申告が…」って病床で言うので、

私がもう四苦八苦して手続きしたんですが…

 

その時、父が買っている株の内容が

有名どころの企業ではなく、

小さな会社がいくつかだったので

後日、父に聞いてみたんです。

 

「なんの会社の株を買っているの?」って。

 

そうしたら、

「自分が仕事で世話になった会社の株だ。

ずいぶん無理もお願いしたし、

技術でもたくさん世話になった。

応援したい。」って。

 

 

もちろん父としては老後資金を増やそうと思った部分もあったとは思いますが、

退職後、自分が苦楽を共にした関係企業の株を買って応援してたんだ、と。

 

 

以前ブログで書きましたが、

父は貴金属を扱う会社に定年まで40年以上勤めました。

 

貴金属の会社というと宝飾店のイメージですかね?

父は技術職でした。

金のコインを作っていたわけではないんです。

 

貴金属はPCの基盤や、ICチップなどに多く使われています。

昨今だと太陽光パネルや半導体もです。

使われなくなったスマホやPCを都市鉱山なんて言ったりしますね。

その精密機器の部品を設計、生産する部門にいたのです。

 

だから一つの製品を作るために、

自分のところ以外の部署やほかの企業さんの協力あって可能な技術だったし

そのうえ精密機械&貴金属を扱うので、とても管理が厳しい職場だったようです。

 

 

父の思いを聞いたとき、

あぁ、株を持つというのは、

「応援してるよ!」って意味なんだな、

って腑に落ちた部分がありました。

 

 

ただ今の株式の扱われ方をみていると、

やはり投機的な、

儲かるかどうかの話ばかり。

 

例えばiDeCoやNISAでも「資産を増やす」ことばかりが強調されていて

そういう「企業や技術への応援」の部分が全く感じられていなかった。

 

それが私の拒否感というか、

株はわかんない~、

上滑りして頭に入ってこない!

という理由だったのかな、と今は感じています。

 

 

おかげで「株」を保有することの意味を自分なりに理解しましたが、

実際に父の株に関してPCで確定申告の書類を出したり、

税務署で何時間もかけて入力したりが本当につらかったし、

もう懲りごりなので、一旦「株」は関わらないことにしました。

 

 

株のことがあったのは今年の3月。

 

その後、8月末になって知人からこのWeFiという暗号通貨について話が来たのです。

 

株もやったことがないのに、

暗号通貨なんてもっとわからないよ、とはじめは食わず嫌い。

数回お誘いをお断りしたんです。

 

 

最終的に暗号通貨をやりたい知人Aさんの付き添いとして

説明を受けたときに、何か今までと違って

ワクワクしたんですね。

 

もちろん、暗号通貨の値段が上がれば資産が増えるという話もありました。

今は広める段階なので、紹介料も入ってくるタイミングだと説明されました。

 

紹介料についてはある程度の条件を満たす必要があるので、

理解するまでにもう少し時間がかかりそうですが、

 

自分で調べていくと

日常的にスマホでピッと支払う簡単さ、便利さを知っている今、

今度は新しい時代のお金である暗号通貨で、

世界中でピッできるんだ、ということに惹かれたことと、

WeFiという新しい仕組みを作った理由にも共感する部分がありました。

 

 

どこかで「投資」は1つくらいやっておかないとな、と思っていたこともあって

それなら

 

 ・誰が運営しているか

 ・戦略が実現可能な内容か、または進んでいるか

 ・成長が期待できそうか 等

 

などの基本的な情報に加え、

 

 +共感できる

 +新しい技術

 +応援したい

 

ような内容であるか?を加味して

 

最終的にWeFiを自分の最初の「投資先」としてみよう、と決めたのです。

 

 

自分ができる範囲で応援して、

その企業が大きくなって

みんなも、自分もその技術の恩恵を享受しつつ、

応援したお礼として価値があがったら・・・

あら、なんかいいじゃない?

(このフワッとした感覚が、投資家向きでないとは思うけど!)

 

 

ただ未知の世界すぎて、

WeFiアカウントを作るより、

用語を理解したり、

現金を仮想通貨にするところでものすごく手間を取ってしまいました。

 

 

正直、最初はAさんの手伝いという

若干消極的なスタートだったし、

送金など緊張することがたくさんあって

プチパニック🫨な感じで、

ブログの言葉遣いも粗かったと思いますが、

 

今約3週間経ってみて、

やったおかげで世界情勢を気にかけたり、

こうやって文章に書くことで再度学びを深めている気がします。

 

ここにスタートしたときの自分の気持ちを残しておこうと思います。

ではでは~パー

 

 

 

 

〈以下余談〉

 

私は社会人になったとき財団法人に勤めていて、

出張で地方の県庁に行くことがありました。

 

出張の予定を父に話した際に

「そのそばに会社の工場あるからさ、見学しておいでよ」と

勝手に父の勤める会社の支社工場に見学予約をいれてくれたので、

じゃぁ、せっかくだから見てみようかなと。

 

なにせ私も世間知らずで、工場の規模も内容も分からず、

さらに場所もわからない!(ガラケーのころです)

よく考えたら、地方は車社会。

 

県庁での仕事終わりに

「この後、〇〇の工場見学を予定しているのですが、

 こちらからはどう行ったらよいか、お分かりになりますか?」

って県の職員さんにきいたら、

「あー、ここは普通には行けないですね…」と。

(その県が企業誘致のために作った大きな工業団地の中)

 

ご厚意で県庁の職員さんに工場まで連れて行ってもらうという…💦

 

県庁職員さんも工場見学一緒にしました。

 

工場の人もまさか県庁の人まで来るとは思わず、

県庁の主査さんも、なんでこんな小娘が貴金属の工場見学するんだ?と

不思議そうだったし、なんだか皆さんに申し訳なかったな。

 

 

だけどね、この工場を見学していなかったら、

父がどんな仕事の、どのような部分を担っていたか、

それこそ全く想像もつかなかったです。

 

おかげで父の考えや思いも今になって分かってきました。

 

30年近く前の話だけど、

ここで伏線回収みたいなことになって、

人生経験に無駄なものはないんだなーって実感しました。

 

懐かしい、恥ずかしい思い出だけど、

思い出させてくれて、ありがとう。

 

今日はクスッと過去の自分に笑えた一日でした。