特攻の拓 | 後悔日誌

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ガイドブックに載ってなさそうな街の文化を紹介していく趣旨でしたが、好きなこと書いてたらよく分からないブログになってました。         よろしくです。

緊急事態中に大人買いした書物の記録と勝手な評価をつらつら書きます。



大人買い その④


特攻の拓



そこそこ有名なはずなのに未だにアニメ化しない漫画です。世間ではマイナーなのかも知れませんが、ちょっと話題の「東京卍リベンジャーズ」はこの漫画の影響を大きく受けていると言われてるようです。

全巻揃えてたのに、いつの間にか無くなって、また読みたくなったので買いました。


【内容】

暴走族とバイクと音楽の話


【感想】

昭和45年〜55年生まれの人は時代がドンピシャあてハマる作品です。読む人によってはただの暴走族の抗争もの、人によっては感性に響く物語。

私は暴走族ではなかったですが、バイクの感覚に共感したのを覚えています。


16〜19歳のとき、なぜあんなにバイクが楽しかったのだろう。つるんで走るバイクは2ストでも4ストでも、排気量も何でも良かった。足(バイク)が無い奴は後ろに乗れるだけ乗ればいいし、ヘルメットはかぶらない方が風を感じれる。目的地とお金はいつも無くて、ただ夏の夜に仲間とバイクで走るだけで楽しくてワクワクしてた。

(※漫画の話とでも思ってくさい)


今もバイクに乗るけどあんな気持ちに戻れた事はないですね。ほんと、つまらないおっさんになってしまいましたチーン

大人になったらやれば良いと言われて諦めた事は、たいてい大人になってやっても間に合わない。若いうちにやりたい事やっとけって気づかされます。


作中、宮沢賢治の詩が多く出てくるので、「春と修羅」を買いました。しかし何を言ってるのかサッパリ理解が出来ないので挫折しました( ´_ゝ`)

あれは難しい。


【名セリフ】

スピードの向こう側

ひき肉


【見どころ】

武丸さん


【中古相場】

15000円


【満足度】

100点



それではまた次回パー