コンソメのお問い合わせが
とても多かったので、
バイトは考えた。

案内板を作り替えるのは、無理だろうな。

猫「チーフ、お忙しいところすみません。
コンソメや和風だし、中華だし等のだし系を
集めたコーナーを作りませんか?」


黒猫「コーナーは、もう内容決めてあるからな。
どうしてもって言うなら、端の方に
少し置くくぐらいなら良いよ。」

猫(やっぱり駄目だったか)


猫(ポトフに使うよね)

諦めきれなかったバイトは、
各部門に交渉して関連性の高い商品の近くに
コンソメを置かせてもらった。

結果、コンソメのお問い合わせは減り、
コンソメの売上は伸びた。