ブレードランナー2049

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<You Tubeの予告編で>

 

 

 

 

<2049年>

舞台はカルフォミア、ロスアンゼルス、2049年。未来はもうすぐ、目の前だ。後、わずか25年だ。映画冒頭の風景は、太陽光の発電所だろうか?その上をブレードランナー、ジョーのエアーカーが飛ぶ。ディストピアの風景が地上に続く。 

 

<久しぶりの傑作映画>

これは、傑作、是非。見るべし。1989年公開の「ブレードランナー」のデストピアの風景に衝撃を受けたが、この映画でもその衝撃は健在だ。文明の発展が必ずしも、人類に幸福をもたらさない。ましては、人類の奴隷として作られたレプリカントには生きることの幸せはない。

 

<老けたぞ、ハリソン・フォード!>

主役の俳優、ライアン・ゴズリングの声が軽いな。。。元のブレードランナーの主役だった、ハリソン・フォードの渋い声に慣れ過ぎたせいか。でも、話が進むにつれてライアンの声でもいいかとなるな。それにしても、ハリソン・フォードの老けたこと。一瞬どころか、しばらく経ってもハリソン・フォードと分からなかった。

 

<レプリカントも年を取る?>

レプリカントは年を取らないのかと思ったが、そうでもないらしい。デッカード警部(元の映画のブレードランナー)は随分年を取ってしまった。強靭な肉体だけでなく、長期に渡って若さを維持できる肉体は、レプリカントでも手に入れられないのか?

 

<少子化の解決策、レプリカントの増産!>

とは、ならない。なぜなら、人間とレプリカントの決定的な違いは、人間は生殖するが、レプリカントは生殖できない。つまり、子供を産めないからだ。ここにアイデンティティをもっている人類は、生まれた子供を殺そうとする。一方、レプリカントを増殖させてさらに豊富な労働力を手に入れようとするウオレスはレプリカントの子供を見つけて禁じられた生殖の秘密を手に入れようとする。

 

<さて、2049年の世界はどうなっているか>

湾岸地域のタワマンが人気のようだか、こう温暖化が急速に進むと、南極の氷もとけ、海面が上昇する。このころには、東京湾の水位も上がってタワマンの下層階は海の中かもしれん。くれぐれも不動産屋の謳い文句に騙されないように。これから、30年先のことを考えましょう。