Revel Moon―パート2:傷跡を刻む者

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<5月の連休にピッタリの娯楽大作>

映画館に行くと、混むかもと悩んでいる人は、ポテチでも食べながらのんびりとこの映画を楽しもう。私のようにお金のない人ももちろん。21世紀のスターウォーズだね。これは。

 

<「スターウォーズ」と「七人の侍」の焼き直しか>

のっけから、こう言ってしまうと、見る楽しみがそがれるような気がするが、そんなことはない。それが分かっていても面白い。さすが、「スターウォーズ」と「七人の侍」のレガシー。ポテチを食べながら見るには、最適。ついでにビールもいきますか。

 

<改めて七人の侍の素晴らしさに感服>

パート1では巨大帝国マザーワールドのノーブル提督(悪代官)が衛星ヴェルト(村)にやってきた。ノーブルは食料がないという村の村長を殺し、部隊を残す。ノーブルは収穫が終ったらまた来ると言い残す。残った帝国の部隊は村でやりたい放題。しかし、この映画の主人公コラが部隊の一人を残して全滅させる。コラは帝国と戦うために戦士(七人の侍)を探す宇宙の旅に出る。改めて、思う。黒澤は本当に偉大な映画監督だったな。

 

<生き返ったノーブルが宇宙戦艦を率いてヴェルトにやってくる>

パート2では、復活したノーブルが宇宙戦艦ドレッドノートでまたやってくる。目的は、摂政バリサリウスの養女アースレイアス、すなわちコラの確保。食料は二の次だ。王女イサ姫殺しの犯人、コラの捕獲だ。これに立ち向かう七人の侍。果たして、勝利はいずれに(まあ、決まってるんンだけど。でないど、次の映画が作れないぞ)?

 

<一言、言わせてもらうと>

エンターテイメントとして楽しむのにはどうでもいいことですが、一言、言わせてください。時空を超えて銀河を支配する帝国の戦艦にとって、食料調達など問題にならないはず。なぜなら、食料合成と完全リサイクルの技術の完成なしでは宇宙で生き延びるのは難しいだろう。だから、食料調達のために村を襲撃したりしない!

 

<もう一言、言わせてもらうと>

余計なことだが、アーミッシュでもない限り、衛星外の科学文明と交流があれば、その技術は取り入れるだろう。この村では時間が止まっているようだが、といってアーミッシュでもないようだ。変だぞ?まあ、楽しめれば、どうでもいいんだけどね。。。