ボディーズ BODIES
Netflix
<相変わらず暇な毎日が続く>
というわけで、Netflix。今回は、「BODIES/ボディーズ」というミニシリーズを見る。ミニシリーズといっても、全部で8話あるから、全部見終わるには結構な時間がかかる。それだけ、暇だということだ。ついに、いつの間にか4月の半ばを過ぎてしまった。
<最初の2話ぐらいはあまり面白そうでなかったが>
最初の2話ぐらいはあまり面白そうでなかったが、他に見たいというものもなかったので、引き続き見る。緊迫の場面が続きだすのは、やはり、第4話ぐらいかな。そこまで我慢。
<簡単に言うとタイムループの話だが>
簡単に言うと、最近、流行りのタイムループだ。ある少年がロンドンを核爆弾で壊滅に陥れ、その後の世界の支配者になるという話だ。ここで、裸の身体、ボディが突然ロンドンのハーベストレインという通りに現れる。しかも、同じようなことが50年間隔で起きていることが、ハッサン刑事の調べで分かる。
<イスラムの女性刑事が主人公とは珍しい>
恐らく、イスラム圏では女性刑事が主人公というドラマはあるのかも知れない(でも、かなり保守的なイスラムで女性刑事が主人公というのは考えづらい。これが、初めてか?
<アジア人というと>
アジア人というと、極東、東アジアの人たち、中国人、朝鮮人、ベトナム人等々、まあ日本人もそうだね。を思い浮かべるが、ここでは、アジア人というと中東系の人々が登場する。過去(現在も)、イギリスは中東で大きな利権と植民地をもっていたから、アジア人というとイスラムの人たちを指しても、何もおかしくないわけだ。不勉強だった。バツ、X。
<全体構成の目新しさ>
4つの時代の4つの話が同時に進み、それがすべてつながっているというところに目新しさがある。謎の裸の男性が現れた、1890年、1941年、2023年、そして、核爆弾が破裂した後の2054年のロンドンだ。
<男性の役者がハンサム>
1941年の時代の刑事、チャーリー・ホワイトマン(ジェイコブ・フォーチュン=ロイド)が恰好いいですね。サイド・ビジネスで稼ぐ、子悪党ぶりが決まってますね。それと、1890年の新聞記者ヘンリー・アッシュ役のジョージ・パーカーがハンサムですね。
<未来が見えれば>
過去に戻った主人公のエライアス・マネックスは株式で巨万の富を蓄積し、ハーカーバンクを設立した。何しろ、未来が見えるから、損などするはずもない。大谷選手の金をくずねて捕まった水原氏も、未来が見えれば、ギャンブルで巨額の負債を背負う必要もなかったのに、と思うかも。
<一言、言わせてもらうと>
第8話でタイムループから抜け出るわけだが、パラレルワールドの考え方から行くと、核爆弾の引き金を引いた少年の作った世界も消滅しないで、そのまま残るのではないかな??
<もう一言、言わせてもらうと>
それと、この映画では、主人公のエライアス・マネックスが改心して、核爆弾の引き金を押さないという結末になる。しかし、歴史上では東条も、ヒットラーもスターリンも何百万という人間を地獄に送った悪党たちだが、多分、本人達は自分が悪いとなんか思っていないと思う。ここが問題だ。