ダムゼル/運命を拓きしもの 

Damsel 

Netflix

 

 

<You Tubeで>

 

ドラゴンと戦う女戦士の勇気と優しさをNetflixで見よう!

 

 

 

<衝撃の予告編>

プリンスが花嫁を穴底に投げ落とす。かって、こんな映画があっただろうか。騎士は、プリンスは常にプリンセスを危地から救い出す。これが、これまでの映画だった。ところが、この映画の予告編では、プリンスがプリンセスを危地に陥れる。

 

<のっけから女性が薪割り>

もちろん、太古から女性が薪割りをしないというわけでもないから、おかしくもないのだが、これが王女となれば話は別だ。王女が薪割りをするなどという映画がかってあっただろうか。

 

<映画の三分の一で、あわれプリンセスは>

映画が始まって三分の一の辺りで早くもプリンセス、エロディーは地獄の穴へと投げ込まれる。それも、豪華な結婚式からすぐ後にだ。先祖への儀式だという、プリンスの言葉に導かれて山へと昇る。しかし、しかし。エロディーの継母の「王位にあるからといって、必ずしも高貴であるとは限らない」という言葉が身に染みる。

 

<誰の助けもないドラゴンとの戦い>

この穴にはドラゴンが住んでいる。ドラゴンは王の娘を食べる。3匹のドラゴンの子供を殺した、島を独占したいという欲望の王との約束で、王の娘を3人差し出すという条件だ。しかし、王はこの条件にそむく。その生贄がエロディー達だ。

 

<愛はドラゴンを救う>

エロディーとの闘いで復讐の鬼、ドラゴンは手傷を負い、自分の炎で自分の身体を焼いてしまう。断末魔のドラゴンにエロディーはとどめを刺す。剣を振り上げる。しかし、しかし、ここがこの映画のいいところですね。クライマックス。是非、見てみましょう。

 

<ゲームオブスローンズのデナーリスを思い出しますね>

ゲームオブスローンは、途中まではいいドラマでしたね。最後にデナーリスが殺されてしまって、陳腐な映画になってしまいました。奴隷解放の戦士、新時代の女戦士のデナーリスを許さなかった、アメリカの保守性がドラマにも出ましたね。残念な結末でした。ガラスの天井でしょうか?原作も読みましたたが、これは結構、残酷な物語でしたね。この作者の暴力性とこれが人気作となる、アメリカの現代風土はどうなんでしょうね。

 

*「ゲームオブスローンズ」については下記を読んでください。

 

ゲームオブスローンズ