ザ・バンク 墜ちた巨像 

The international 

Netflix

監督:トム・ティクヴァ

製作:レラティビティ・メディア

配給:コロンビア・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ

 

<You Tubeでの予告編>

 

 

息もつかせぬ展開。説得力のある脚本。見ごたえがあります。

 

<すごい雨だ、今日は>

午後には止むかなと思ったが、止まない。気象庁に止めてもらうことはできないかな?仕事もないし、Netflixでも見るか。

 

<実は2回も見てしまった>

これは、A級作品ですね。あまりの面白さに2回も続けて見てしまった。クライブ・オーウェン演じるインターボール捜査官のルイの語る含蓄のあるセリフも憎いね。スリリングな音楽もいい。

 

<印象に残ったセリフの一例>

- Sometimes a man can meet hits destiny on the road he took to avoid it.

人は時に避けようとした運命に出会う。

 

とか、

 

-Sometimes the hardest thing to know which bridge to cross and which to burn.

一番難しいのは、どの橋をわたり、どの橋をもやすかだ(どれを選んで、どれを捨てるか)。

 

などなど。

 

<クライブ・オーウェンが渋い>

クライブ・オーウェンが渋い。執拗にIBBCを追う。しかし、上層部に次々と追跡を阻まれる。検事補のエレノア・ホイットマンも彼の追跡を支えるが、ついに上層部が介入してくる。

IBBCの頭取の側近、ウェクスラーがその謎を明かす。

 

<日本語タイトルはちょっと違うかな>

2008年のリーマンショックの後なので、銀行映画といううたい文句で日本では公開されているようだが、原題は「The International」だ。この映画のタイトルもしっくりこないが、内容は、インターボール捜査官ルイと、違法な銀行取引を支えるシステムの対決だ。

 

<コントロールを求める銀行>

この映画では、銀行は融資先を借金漬けにして、コントロールしてしまう。中国の債務の罠が問題になっているが、欧米も銀行を使って似たようなことをやっているようだ。これまで、日本では武器輸出が認められていなかったから、こういうことは起こらなかったが、これからはこういうことが起こる可能性が大きいですね。戦争は金儲けのいい機会だと考えている人があまりに多すぎますね。平和を守りましょう。