風の谷のナウシカ 5

宮崎 駿

ANIMAGE COMICS ワイド版

株式会社 徳間書店

 

 

<何とか夏季休暇>

仕事が忙しくてグロッギー状態だったので、休みを取ることにした。4日間ほどだかいい骨休みになった。フリーランスの常として働き過ぎの過労死でバッタリというのは避けたいところだ。

 

<あわや、捨てられるところを回収>

紙・布の回収日のために積んであった本の中に、この本があった。確か、7巻ともあったはずだが、他の巻は見当たらない。もう、捨てられてしまったか。まさに巻一発だった。何回も読んでいる筈だが、また読み直しても面白い。

 

<土鬼帝国が大海嘯を引き起こす>

この巻は、トルメキア軍の侵攻は阻むために、土鬼神聖帝国の皇弟が大海嘯を発生させ、そのために住民が瘴気にまかれ死んでいく話だった。もちろん、ナウシカは人々を救おうとするが、大海嘯は止めようがなく、流石のナウシカももうなすすべがない。ここには、もう希望がない。


<アニメ版との違い>

アニメ版は地球の再生と、人類の復興への希望があった。しかし、漫画版ではそれがない。流石に、子供たちが見るアニメで滅亡の物語ではまずい。まずい。やはり、アニメ版は希望と再生の物語でなくてはならない。

 

<漫画版でも、凛として立つナウシカが美しい>

アニメ版でも、ナウシカは強さと優しさを持ったキャラクターとして描かれているが、そこは、漫画版でも変わらない。というか、漫画版が先にあるから、アニメ版はそれを踏襲しているのですね。

 

<現実を語る漫画版>

今の、ウクライナとロシアの戦争は核戦争の一歩手前。ロシアのポセイドンが発射されたら、アメリカ東部、イギリス、欧州もほぼ全滅。報復のミサイルでロシアも全滅とまさに漫画版ナウシカの世界。核戦争が起こらなくても、温暖化の熱暴走で金星化し人類が住めなくなるかも知れないというまさに人類に滅亡の危機が迫る。希望のない世界だ。

 

<是非、漫画版も読むべし>

「はだしのゲン」の描写が残酷だからといって、教材から削除したところで、過去にあった現実が変わるわけではない。広島市教育委員会の決定には、臭い物には蓋。真実を教えないという教育にあるまじき決定がなされている。いちゃもんをつけた、日本教育文化研究所などという一部の団体の横やりで変えるべきではない。原爆で死んだ人に対する冒とくだ!真実に頬かむりし、史実を捻じ曲げるのはやめよう。私も子供の頃読んだけど、核爆弾は絶対にいけないと思ったものだ。

 

「風の谷のナウシカ」もアニメ版だけでなく是非、漫画も読んでみよう。こういう未来にならないために!