意のままに

Hypnotic 

Netflix

 

<You Tubeの予告編>

このくそ熱い夏の夜にスリラーを。

 

 

 

 

<猛烈に熱い日が続く、金星化は間近か?>

毎日、35度近くという猛烈に熱い日が続く。もう、地球の金星化はまったなしに見える。しかし、スウエーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリのような危機感を持っているような人は数少ないように思われる。アメリカでトランプが大統領に復権すれば、環境破壊に歯止めはかからず、地球の金星化に拍車がかかる。トランプは地球絶滅の切り札だね。。。

 

<人を意のままにするというスリラー>

仕事も、私生活もうまく行かないジェーンは、友人のジーナからハウスウォーミングパーテイに招かれた。そこにはジェーンの元の婚約者ブライアンも来ていた。ジーンの主治医だったコリン・ミードも招かれていた。ミードはジェーンに近づき名刺を渡す。

 

<催眠療法を受ける>

ジーナのしつこい勧めでジェーンは、ミードの元を訪ね、催眠療法を受ける。一時間も治療を受けたはずなのに、記憶がまったくない。これが、ジェーンの悪夢の始まりだった。

 

<CIAのMKUltraプロジェクト>

ミードの父、ザビエル・サリバンは、CIAの偽りの記憶を催眠で他人に植え付けるというプロジェクトの首謀者だった。息子のコリン・ミードを亡くなった妻の記憶を、妻に似た患者に植え付けようとする。ポートランド市の警部、ブライアンはジェーンの調べを受けて、ミードに迫る。しかし、シーンを殺され、あせるジェーンは単独でザビエル・サリバンの家へと向かう。果たして、ジェーンはミードの暗示から解放されるのか?

 

<催眠療法は万能ではないだろう>

この映画では、強力にジェーンに暗示がかけられているが、実際にはここまでは強力には効かないだろう。もちろん、CIAが改良していれば別だが。それに、暗示にかかりやすい人とそうでない人もいるし、魔法の療法ではない。効果のある症状もあるといったところか。

 

<むしろ、怖いのは集団暗示>

個々人の問題もさることながら、社会的に怖いのは集団暗示だろう。能登の大地震でも「外国人が略奪している」といったデマが飛んでいたが、これに煽られる人たちが必ずいる。その最たるものが、関東団震災の朝鮮人虐殺で、これをないことにしょうという、小池知事の態度にはなんとも共感できない。このようなことが二度と起きないようにするには、繰り返して、この事実を知らしめることであろう。そうでなければ、何度でも同じことが起こる。