聖徳太子(厩戸皇子…うまやどのおうじ)はキリストという説があります。青森県の戸来(ヘライ)村にはキリストと弟・イスキリの墓があります。

 

竹内文書によると、キリストは18歳のとき来日、皇祖皇太神宮の神主・武雄心親王から5年間、歴史や天文学、神業などを学び、狭野尊天日嗣天皇から「向こうで死んではならぬぞよ」との命を受けエルサレムに戻りました。が、迫害に会い再び来日、百十八歳まで生きたと書かれています。

 

一方、モーゼですが、神武天皇の正式名称は「カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラミコト」ですが、ヘブライ語では「カム・ヤマトウ・イブリ・ベコ・シュメロン・マクト」と発音し、意味は十支族の一つのエフライム族の王=サマリアの王です。

 

また、ヘブライ語の「モー・シェ」は、エジプト語では反対に読み「セ・モー」→「ゼ・モー」「ジ・ムー(ムー人)」「ジンム」と転訛したものと、イスラエルのユダヤ民族研究家ヨセフ・アイデルバーグ博士やアビグドール・シャハン博士が指摘しています

 

モーゼは日本に帰国し理想の国づくりを目指しました。このため、モーゼは物部系でしたがつつがなく先住海人族と合流し、また、天孫族(蘇我氏、秦氏)が中心になった大和朝においても、"共通の偉人"として尊崇の対象になったと考えられます。中国共産党と国民党の双方から崇められる孫文のような位置づけです。

 

ちなみに、釈迦は、皇祖皇大神宮で天之越根尊より指導を受け、インドに戻り仏教を説いたが、五十二歳で涅槃に入るとみせて日本に再度来日、天寿を全うしたといいます。

釈迦の墓は青森県の梵珠山にあり、実際、古くから不思議な発光現象の目撃談が伝わっています。

 

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《著者ご紹介》

『聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎 正史に隠れた実像と信仰を探る』
瀧音能之:著・ウェッジ:出版

 【内容紹介】

2021年、太子御遠忌1400年!
和の精神 神仏習合 憲法・冠位 対等外交…
古代史のカリスマ・聖徳太子の足跡から
聖者伝説の真相を明らかに。
教科書から「聖徳太子」の呼称が消えて久しいが、
厩戸王こと聖徳太子は、摂政として天皇を補佐し、
十七条憲法の制定、遣隋使派遣など、
大陸文化の積極的な受容に努め、
国家の体制づくりに尽力したことで知られる。
教科書が描き、一般的にイメージされる太子像は、
仏教を重んじた辣腕の政治家であり、
古代史のカリスマであろう。
だが、『日本書紀』などが「聖者」として太子を礼賛する一方で、
太子にまつわる謎・不明な点は多い。
いかにして聖徳太子は「聖者」(カリスマ)となり得たのか?
日本書紀を精読し、あえて書紀が描かなった部分を、
各地の太子の足跡・伝承からも補足しながら、
古代史の第一人者が謎解き風に真実に迫る。

◎本書の目次
第1章 聖徳太子の生涯をたどる
第2章 斑鳩宮と法隆寺の謎
第3章 聖徳太子ゆかりの古寺と史蹟
第4章 聖徳太子をめぐるミステリー

出版社からのコメント

「はじめに」より――
いつの時代でも聖徳太子の人気は高いが、とくに令和3年(2021)は、聖徳太子にとって特別の年になりそうである。それは、聖徳太子御遠忌1400年だからである。
聖徳太子が亡くなって1400年ということで、奈良国立博物館や東京国立博物館での展示をはじめ、さまざまな催しが企画されている。コロナ禍の現在、命の大切さを再確認し、聖徳太子に心の安らぎを求める人も少なくないのではなかろうか。
昨今、歴史上の人物の再評価がさかんである。その結果、評価が変わった人物も少なくない。聖徳太子もその一人といえよう。しかし、聖徳太子の場合、他の人々とは少し扱いが違うように思われる。
そもそも聖徳太子が活躍したのは、7世紀前後の飛鳥朝、すなわち、日本で初めての女帝とされる推古天皇の時代である。そして、興味深いことは、8世紀初めに成立した『日本書紀』には、その超人ぶりがすでに記述されていることである。太子の死後、およそ100年を経て完成した『日本書紀』に太子が伝説化されているということは、太子の死後、あまり時を経ずして、そうした動きが起きていたことがうかがわれるのである。
100年といえば、一人の人間が伝説化する時間としては、さほど長いとはいえない。その点においても聖徳太子は特別な人物といえるであろう。
そして、現代でも聖徳太子といえば、日本人なら誰でも知っているといってもよいほど有名な「超人」といえるであろう。

著者について

【略歴】
1953年生まれ、駒澤大学文学部歴史学科教授。研究テーマは日本古代史。特に『風土記』を基本史料とした地域史の調査を進めている。主な著書に『風土記と古代の神々』(平凡社)、『出雲古代史論攷』(岩田書院)、『古事記と日本書紀でたどる日本神話の謎』『図説 古代史の舞台裏』『古代日本の実像をひもとく出雲の謎大全』(以上、青春出版社)、『図説 古代出雲と風土記世界』(河出書房新社)、『古代出雲を知る事典』(東京堂出版)、『出雲大社の謎』(朝日新聞出版)など。監修書に『最新発掘調査でわかった「日本の神話」』(宝島社)などがある。