原英莉花 妹弟子・笹生の快挙から刺激 全英女子OP切符必ず
妹弟子・笹生優花の全米女子オープン優勝を刺激に、全英オープン出場を目指す原英莉花
女子ゴルフの宮里藍サントリー・レディース(優勝賞金2700万円)はあす10日から4日間、兵庫県の六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で行われる。
全米女子オープンを史上最年少で制した笹生優花と同じ尾崎将司門下の原英莉花(22=日本通運)は、妹弟子の快挙を刺激に8月の海外メジャー最終戦AIG全英女子オープン出場を目指す。
「私も日々を積み重ねて結果につなげていかなきゃいけないなと、響きました」。今大会で上位2人に入るか、今大会終了時点の賞金ランク上位3人に入れば、自身初の全英切符を獲得できる。今年初めに立てた全英出場への思いが、笹生の快挙達成でより強くなった。
笹生の優勝シーンはあえて見ず、畑岡とのプレーオフの間、トレーニングに没頭していたという。「異次元すぎるなって思いたくない部分もあって。今はそれを力に変えてトレーニングをしようって」。今年は3位が最高。昨年11月のツアー選手権に続くツアー4勝目へ、ここで結果を出す。

笹生優花、五輪はフィリピンから出場 いずれは日本国籍を選択の見込み
(Tue)
「女子ゴルフ・全米女子オープン・最終日」(6日、オリンピック・クラブ=パー71)
新世紀世代の笹生優花(19)=ICTSI=が、通算4アンダーで並んだ黄金世代の畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=とのプレーオフを3ホール目で制し、大会史上最年少優勝を飾った。
笹生は日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、両方の国籍を持つ。これまではフィリピンで過ごした時期の方が長く、ジュニア時代から同国の選手として活躍した。今は日本を拠点とするが、今大会もフィリピン選手として出場。東京五輪の代表に入る可能性がより高いこともあり、ジュニア時代から背負ってきた国旗を変更していない。日本の国籍法では22歳になるまで二重国籍を解消する必要がある。父の正和さんによると、いずれ日本国籍を選択する見込みという。
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笹生優花がデカデカ登場 全米Vに沸くフィリピン6紙面を地元記者公開「SUPER SASO」
女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンは6日(日本時間7日)、笹生優花(ICTSI)が畑岡奈紗(アビームコンサルティング)とのプレーオフを制し、大会史上最年少優勝を成し遂げた。フィリピンにもルーツを持つ笹生に関して、同国でもフィーバーが起きているようだ。フィリピン6紙は、いずれも全米Vの快挙を大々的に報道。歓喜する姿が大きく掲載された紙面を、地元記者が揃えて写真で公開している。
【画像】「SUPER SASO」と地元記者も注目! 歓喜する19歳がデカデカと登場…笹生を大々的に報じているフィリピン6紙が並んだ実際の写真
日本だけでなく、フィリピンも笹生の快挙に沸いているようだ。「フィリピン・スター」「インクワイアー」「マニラ・ブレティン」など、同国地元紙が6紙並べられた写真。全米優勝トロフィーを両手で掲げる姿やドライバーを振り抜いた場面、観客とともに優勝を喜ぶ写真など、いずれも大きく掲載されている。
実際の写真を、フィリピン地元紙「フィリピン・スター」のアバク・コルデロ記者が自身のツイッターに公開。文面には「SUPER SASO」とフィーバーぶりを記した。19歳351日で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた笹生は、日本人の父とフィリピン人の母を持つ。快挙達成で、両国のファンを喜ばせているようだ。