SNSを何気に眺めていると・・・
飢えや、
怪我や、
衰弱や、
病気や事故や、
過酷な環境から保護された
猫たちの動画が
次々と流れてきます。
猫たちが保護され、
安全な場所でご飯をもらい
安心した表情を見ると
保護猫活動は、
本当に尊い活動だと
思います。
私たちが連携する保護団体さんは、
年間に100頭、200頭、300頭という
大変な数の猫を保護し、
毎週のように譲渡会を開き、
新たな飼い主へと
命をつないでいます。
この活動がなければ、
猫たちは、
どうなるんだろう?
と考えます。
動物愛護センターが
全部引き受けてくれるでしょうか?
傷ついた猫たちを、
ここでは生きていけないと
わかっている猫たちを、
そのまま
町に放っておけば
よいですか?
飼い主のいない猫問題は、
ノラ猫だけではありません。
多頭飼育崩壊、
高齢者による飼育放棄、
無責任な飼い主の未手術や遺棄や・・
多くのノラ猫を
生み出しているのは、
人です。
法改正により、
動物愛護センターが
犬猫の引き取りを
拒否できるようになり、
愛護団体には、
保護依頼が殺到しています。
つい先日、
高速道路で猫が発見されました。
動物愛護センターにも
保護依頼をしたが、
応じてもらえず、
通報を受けた市内の保護団体が
仕事をほっぽり出して
現地に出向き、
なんとか無事に保護できたそうです。
動物愛護センターに
「なぜ引き取らないの?」
「保護すべきでは?」
とお願いするのも、
もう私たちは、
疲れ切ってしまいました。
高速道路の人たちは、
ただ、猫を救いたいと、
動物愛護センターやあちこちに
助けを求めたのでしょう。
保護してほしいと頼んでも
保護してくれるところはなかったので、
仕方なく放置したら、
猫は車にひかれて、死んじゃった、、、
そんな社会で
いいのでしょうか?
少なくとも、
私たちはそんな社会から
一刻も早く、
脱したいと願い、
行動しています。
社会に溢れる行き場のない猫たちを
保護できる場所が、
圧倒的に不足している、
これは明らかです。
行政はそのことに
触れようとしませんが。
私たちは、
尼崎市動物愛護基金から
民間の保護・譲渡活動への
医療費助成を要望し、
すでに4年ほど要しましたが
今年度、
一歩だけ施策が進みます。
命をつなぐ、
この尊い活動を
ボランティアの善意に依存するのでなく、
社会全体で支える
持続可能な仕組みにすることを
めざします。
写真展「命を救ってくれて、ありがとう」
【日時】2025年11月28日(金)12:00~17:00/29日(土)30日(日)11:00~19:00
【会場】グンゼ タウンセンター つかしん 4F「つかしんギャラリー」(阪急伊丹線 稲野駅/JR宝塚線 猪名寺駅下車)
「命を救ってくれて、ありがとう」 写真展を開催します。保護猫、保護犬が、新しい家族と
出会い、幸せに暮らす姿をエピソードとともに、高齢者によるペット飼育放棄が社会問題と
なる今、「高齢者とペットの今を見つめて」では、高齢者とペットの絆を伝える事例を紹介
しています。会場内に「ペットとの終活」相談窓口も設けており、福祉関係の方からの相談
に対応しております。お気軽にお立ち寄りください。皆さまのご参加お待ちしております。
返礼品はございませんが・・・ふるさと納税「高齢者とペットの安心プロジェクト」受付終了:2025/12/29(土)
行き場を失う猫たちのセーフティーネット、尼崎市のふるさと納税です。https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=641











