こんにちは~。くろねこでございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
冬季オリンピックが始まりましたね~。
なんかついこないだ夏のオリンピックをやってたような気がするし、
(前回はコロナで一年延期になってたから余計にそう感じちゃう)
開会式のニュースを見て、「あ、オリンピック始まったんだ」って程度の認識だったんですけど、
なんだかんだでやっぱり日本人が活躍してるのを見ると、嬉しいし誇りに思います。
さてさて。
先週の花組東京公演千秋楽が終わり、宝塚はしばしのお休み期間に入ってしまいました。
千秋楽は配信で見てたんですけど、れいちゃん(柚香光さん)のご挨拶が、
トップスターという、宝塚の看板を背負う者としての責任感と愛情に溢れたご挨拶で、
「れいちゃん本当に立派なトップスターさんになったなあ」と思うと同時に、
コロナ禍と共にトップ人生を歩んできた人だからこその説得力を感じてしまって、
こんな時代じゃなきゃ経験しなかったであろう困難とも向き合ってきたんだろうなぁなんて、
ここ2年くらいのことを思い出してみたりなんかもして、胸がギュっとなりました。
一日も早く誰もが大手を振って劇場に行けるようになってほしいな・・・。
まあそんなわけで、花組公演のレビューについての感想を残しておきたいと思います。
今回の公演は花組(と月組)が誕生して100周年を祝う記念の公演ということで、
「花」をテーマにしたとっても華やかで豪華なレビューでございました。
今回は記念公演だったこともあってか、いつもより10分長い公演時間でしたけど、
その分、宝塚歌劇らしさとか花組の魅力をこれでもかと詰め込んだ構成になっていたし、
スター級の生徒だけじゃなく、組子が満遍なく活躍の場が与えられていたので、
花組ファンとしてはとっても満足度が高く、お腹いっぱいな作品でございました。
今回、このレビューについて話すにあたり絶対に外せないのが「ピアノファンタジィ」ですよね!
このダンスシーンは「フォーエバー!タカラヅカ」という作品の中で上演されたシーンで、
私は宝塚に出会う前の作品だったので劇場で観たことはなく、
家にあったビデオで(いつ録画したんだろう?)何回も繰り返して見たシーンなんですが、
大浦みずきさんの白燕尾のダンスが本当に伸びやかで美しくてカッコよくて、
今でも気合いを入れたい時には必ず見るくらい、大好きで憧れのシーンなんです。
なので今回舞台で観た時はめっちゃくちゃ鳥肌が立ったし感動で涙が止まらなくて、
たぶん本来見るべきであったポイントをいくつか見逃しているような気すらします(笑)。
それにしても、れいちゃん・(星風)まどかちゃんっていう踊れるトップコンビに加えて、
マイティー(水美舞斗さん)とひとこちゃん(永久輝せあさん)もダンスが得意な男役さんで、
この4人が揃っているこのタイミングに花組100周年という時期が重なって、
「ピアノファンタジィ」を再演(再現?)するって、狙ったのか偶然なのかは分かりませんが、
このメンバーじゃないとこのシーンはできなかったと思うし、
一緒に出ているメンバーが、今の花組にはなくてはならない存在の(音)くり寿ちゃんに、
おそらくこれからの花組を担うであろう若手のだいや君(侑輝大弥さん)や(希波)らいと君、
そして、花組が誇るダンサーのゆーなみ君(優波慧さん)にりんの(凛乃しづかさん)や、
えいちゃん(芹尚英さん)・(涼葉)まれ君・(二葉)ゆゆちゃんにあわちゃん(美羽愛さん)と、
本気で踊れる人達だけで構成されたメンバーでのシーンだったところに、
「ダンスの花組」としての矜持と本気度を感じてゾクゾクしました。
なので、当たり前のように皆さんの踊りに関する気合いとリスペクトを感じたし、
1人1人の技術が高い分、逆に誰を見たらいいか分からなくなってしまって、
(とはいえ、若干初演よりもバレエ寄りなニュアンスになっているなとは思ったけど)
できることなら毎回誰か1人にターゲットを絞って、その日はひたすらその人を観るってのを、
13人分繰り返して見続けたいくらいに目が足りないシーンでございました。
・・・ピアノファンタジィだけで記事が終わってしまいそうなので、ここからは箇条書きで。
くり寿ちゃんが少女少女してるのなんか久ぶりに見た気がしてる。かわいい。
そして、まどちこんなに踊れたんだって思ったよね・・・娘役として完璧すぎる・・・
キターーーーーー!!!みんな大好きエキサイターーーーーー!!!!
ここの手拍子がどこよりも熱量高くて揃ってたのが花組って感じがして好きです
ってか「怒ってるよスポットライト」ってどんな歌詞やねん(笑)
♫スポットライトも♫ララフローラも初めて聞くのにどこか懐かしいのがいかにも往年の宝塚のショーの主題歌って感じがするよね~。一回聞いたら覚えちゃうやつ( *´艸`)
組替えされる組長さんが「君を見つめている 遠くにいる時も」って歌ってるの反則だよ~。こんなん組長さんのお立場と重ねて聞くなっていう方が無理~(つまり泣いた)
男役さん達が白燕尾で銀橋でずらっと並んだのは壮観だった
「心の翼」はこの先100年経っても歌い継がれてほしい名曲
この時の組子達がみんな良い顔してるのよ~。おねーさん泣いちゃう~~~(ノД`)・゜・。
しかもね、ちゃんと全員の顔が見えるように装置を駆使してるところがまた泣ける~
エーデルワイスのつかさっち(飛龍つかささん)と(星空)美咲ちゃんの美声で全て浄化されるよね
そして花組が誇る94期の歌ウマ男役さん2人が満を持して歌い継ぐ流れ完璧じゃない?
びっく(羽立光希さん)としぃ様(和海しょうさん)のソロは正直もっと聞いていたかった・・・
フィナーレ娘役群舞の朝葉センパイの髪型が好きだな~ってかいつもセンス良いと思う
あとね、しょうみさんの髪型も個性があって好きだったな~
平沢先生の黒燕尾はオシャレだよね~。揃えるのは大変なんだろうなぁ
あたしゃ大階段を駆け上がる時のマイティーの背中に惚れちまったよ・・・
B先生と言えばのご褒美タイムだよ~!!!!!
なんか手の振りが特徴あってちょっと真似してみたくなった(できないけど)
退団者とか組替えの方だけで銀橋わたるのいいよね。めっちゃ愛情感じる(ノД`)・゜・。
ひとこちゃんが歌う後ろであわちゃんがセンターで若手が踊ってたよね?すごくない??
こんなに全体的にピンク推しなのにどうしてデュエットダンスの衣装だけグリーンだったのか
タイトル幕(開演5分前に出てくるやつ)がグリーンだったからかな・・・(たぶん違うと思う)
それにしてもよく踊るトップコンビだこと・・・
みおんちゃん(咲乃深音さん)の美声を世間に知ってもらえて嬉しいです(アンタ誰)
ムラで観た時はマイティーへの拍手がめっちゃ大きくてファンの愛を感じたわ
まどちのパレードのお衣裳のスカートが花びらを重ねたみたいに豪華で華やかで好き
てかれいちゃんめっちゃピンク似合うな・・・さすが花組トップスター・・・・
華やかで豪華で踊りまくりで超超々満足な作品でした!
公演休止を経て久しぶりに華やかなレビューを観て、私はやっぱり宝塚が好きって思ったし、
こういう想いだったり愛をファンだったりタカラジェンヌや公演に関わる人達が、
脈々と長年紡いできたことが、宝塚が100年続いてきた理由なのかもしれないと思いました。
今はコロナでなかなか思うように公演ができなかったり、観に行けなかったりするけれど、
それでも宝塚を大切に想う気持ちだけは絶やすことなく持ち続けたいです(急に重ための愛)
愛してるよ宝塚歌劇団ー!!愛してるよ花組ー!!!