アメリカ７代目大統領
最近キャッシュを見なくなったけど、それでも一番見るのが20ドル札かも
20ドル札は別の人に変更されることが決まってて、かなり前の2016年に決定されたって（私が知らなかっただけ？）アンドリュージャクソン一枚ぐらいは記念に取っておこうかな
アンドリュー・ジャクソンは1815年にニューオリンズの戦いでイギリスに勝利した英雄
写真は以下のサイトから拝借させてもらいました
私が読んだアンドリュー・ジャクソンの児童書はこちら。図書館に返却済みで写真なし
独立戦争(1775-1783)後の1803年アメリカはフランス(ナポレオン)からルイジアナを購入。まだ戦いは終わらずその後もまだニューオリンズでイギリスと戦ってたんですね。イギリスは背後で先住民アメリカ・インディアンをサポートしてアメリカを攻撃させたって
侵略されたインディアンが戦うのは当然だけど、イギリスって歴史の至る所でこういうことしてる
アンドリュー・ジャクソン生まれてすぐ父親が亡くなり、14才の時には兄と母も天然痘で失くしてる ハードモード人生の人
ギャンブルに喧嘩とトラブル多々だけど、弁護士になりナッシュビル(テネシー州)で判事に。結婚し成功して、農園(プランテーション)購入。ってことは奴隷保持者
プランテーションって『風と共に去りぬ』のスカレートの実家がやってる奴隷に働かせる農業
気性激しく、妻を侮辱した男と決闘
相手を銃で倒し、自身も撃たれ生涯心臓のすぐそばに銃弾をかかえたまま
200年ほど前でも決闘やってたんだ～
７代目大統領になり、1830年に南部先住民インディアンの強制移住法を成立させ、最高裁で違法と判決がでたのに強行したんだと
そんなことが可能だなんて。三権分立は機能してなかったってこと？
Indian Removal Act は米国が最も恥ずべき悪法
のひとつ。アメリカは他にも色々やってる
そもそも白人は他国や土地を侵略、植民地化、強制連行で奴隷にしたりする権利をなんで自分たちがもってると思っていた(る)んだろうか？
今の価値観で昔の人を評価するのはどうかという問題はあるものの、人として普遍的なことはある
国のために勇敢に戦って勝利すると英雄(すごい功績なだけど)。でも英雄って政治に向いてない政治やっちゃいけない！ナポレオンとかも
賛否両論な人ですが、裕福な家庭の出身でなくハードモードの人生から身を立てたので”人々の大統領”とも呼ばれている側面もあります
ここでいう”人々”に黒人やアメリカンインディアンが入ってないんだよね
さて、次の20ドル札はこの人、ハリエット・タブマン
2016年のオバマ元大統領の時に変更が決定したんだそうです
名前も知らなかった人でしたが、もともと奴隷で北部へ脱出して自由を得た後、何百という奴隷の自由への脱出を助けたのだそうです。命からがら逃げだしたのに、また戻って道先案内人として脱出手伝うってすごいな～と思って
この『She Persisted』は「粘って踏ん張って歴史を変えた女性」を紹介するヒラリー/ビル・クリントンの娘のチェルシー・クリントンが携わってるシリーズ本です
新しい20ドル札、はやく見たい！
