Who HQ シリーズにジンギスカンの本があったので読みました
社会の教科書で元寇のこと知った中学生の時を思い出したんです
教科書には、攻撃受けたけど神風がふいて元は引き上げたぐらいの記述だったと記憶してる
けれど、けれど、
未知の敵から攻撃受けるなんて、どれほど怖かっただろう
と思ったのを覚えてます
大河ドラマ『北条時宗』を見ればよかったんだけど、なんで見逃したのかな
本読んでると、すごい相手だったことが想像できる
モンゴル草原で生きていくのって過酷。過酷な環境だと人も残酷な生き方になってしまうのか。。
ジンギスカンの父親は他の種族の新妻をさらって二人目の妻にし、ジンギスカンが生まれる
殺した男の名前をジンギスカンにつける
父は敵討ちで毒殺される
女手と子供たちだけで働き手を失ったジンギスカンの家族は、部族から見放される
ジンギスカンは異母兄を殺す。それで家族を見放した部族から犯罪者にされる
ジンギスカンはこのような悲惨な子供時代を生きる
このままジョーカーになってもおかしくない
それからユーラシア大陸を制覇するなんて。。。
ある意味、ジョーカーになったのかも
新妻(ジンギスカンの母)を連れ去らわれた部族のリベンジで、ジンギスカンの妻も連れ去られる。彼は妻を奪還するんですけど
それからも残酷な草原での制覇は続きます
そんなこんなで、日本を攻めたのはジンギスカンでなく孫のフビライハンだったことを知って
こちらのフビライハンの絵本を読みました
日本のこと2,3行だけど書いてあった
高額予算で日本に海戦を3度挑むも、屈辱的な敗北に期した(海上戦はモンゴルの得意とするものでなかった)
とあります
Embarrassing Defeat だって
恥ずかしくも打ち負かされたって
日本強かったんですね
この記述は日本の教科書より正しいじゃないかと。いくら海を知らないとしても台風を知らずに攻めて2度も台風にあったとは思えない。日本の防衛を突破できず台風の時期まで長引いてしまったんじゃないかと想像します。教科書には元寇は2回だったと記憶してるけど、この本は3回とあるけど?
マルコポーロはフビライハンに会っていて快く受け入れられてます。マルコポーロは日本に行かなかったけど、ここで日本の情報を集めたっぽい
日本は金が採れたんですね~ 奈良の大仏にも金が使われたそうで(大仏さまは渋いブロンズ色だけど)、中尊寺の金色堂(キンキラですもんね)のことも知られてたみたいで、黄金の国と伝わったようです
https://web-japan.org/nipponia/nipponia45/en/feature/feature01.html
私の中学の時は、ネットで調べたり、図書館にどんな本があるかを簡単に調べたりできなかったけど、今は思い立ったら気軽に好奇心を満たせるなんて、いい時代です