これも学校の教材で使われた絵本。

 

図書館で「これこれ」と娘がもってきました。

 

 

どんな本?とたずねると、

 

It's about Valentine's day. It is a little bit rude, but very nice after all. Funny, too.

バレンタインデーの話で、ちょっと失礼だけど、最後はとてもナイス。おもしろいし

 

 

タイトルからして笑わしてくれる。

(バラはピンク、君の足はくさい)

 

バレンタインデーに詩をクラスメイトと交換するんですね。主人公のギルバートは好きな友達には

 

Roses are red,

violets are blue.

Your eyes are nice,

and I like you.

 

とか

 

Your name is  Frank.

It isn't Hank.

You lent me your mitt,

so you I thank.

 

英語そのままで読んでみてね。

語呂よくリズムがあり、これう五七五みたい。

 

 

ギルバートはきらいなクラスメートにひどい詩を贈る(笑えるけどダメダメ)

 

Violets are blue,

roses are pink.

Your feet are big,

and they really stink.

 

足大きくて臭いだなんて。

(PinkとStinkで韻を踏んでて読者としてはウケルけどね)

 

Roses are red,

you wet your bed.

I think that you

have rocks in your head.

 

おねしょするし、頭どうかしてるだなんて。

(この詩にも爆笑。最初の2行のリズムと韻、天才詩人!人としてダメだけど)

 

 

オリジナルの詩は古くからある詩で、こんな感じのようです。

 

The rose is red.

The violet is blue.

Suger is sweet.

And so are you.

 

「しゅんみんあかつきをおぼえず」の漢詩にも形似てない?

 

春眠不覚暁 
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少

 

 

 

 

絵本は、最後にナイスな詩で謝ってハッピーエンド。

フレンドシップ、ラブを表現するのがバレンタインデーってことで。

 

 

 

 

絵本にでてくる詩がとても楽しかった。

同じ内容の言葉を贈ったとしても、詩って考えて作ってある分プラスアルファ。

詩ってすてきだ~

 

 

英語で詩を理解するのは無理だってずーっと思ってたんですね。けど絵本を大量に音読するようになり、わかるような気もしてきてた。

その上、この絵本読んで詩が書けそうな気が一瞬したんだな~

 

 

 

今だ1つも書いてないけど