嗅覚反応分析 を使った
夏休みの自由研究・その2です
※嗅覚反応分析とは・・・
「心や体の状態を 嗅覚反応から分析する」ツール です。
このような、 アロマ的な匂いがつけてあるボトルを
匂いの好きな順に並べて、
結果をグラフ化します。
※その1の記事はコチラ → ☆
今日は、
楽器(ピアノ・ハープ)を弾いた前後で
私の心身がどう変化しているのか
について、レポートして参ります
まず、ピアノ で実験。
こちらが実験前の状態↓↓
やっぱり右上多め(頭が働き過ぎ)、
左上と右下が少なめの傾向となっています。
(だいたい私は、このパターンが多いかな~・・・)
これが、グレーの正方形に近付くほど
良い状態なのだそうです。
最初に、譜面なし or コード譜のみ、アドリブ有
で弾いてみました。
私のお仕事での演奏パターンは、だいたいこれです。
こちらが結果↓↓
体を使ったので 右下は少し増えましたが、
元々多過ぎる右上がさらに増え、
左上も ますます減ってしまいました
頭フル回転&かなり緊張感を持って演奏している
ことが分かります
お仕事上では、このパターンの方が
場の雰囲気に合わせて 演奏を変えられるので
適していると言えば、適しているのですが・・・
私自身は、弾いてて 全然 癒されてないみたいですww
(まぁ、元々それほど
アドリブとか得意じゃないせいもあるかと)
次に、譜面もの(二段譜) を弾いてみました。
曲は、適度な難易度で ちょうど手近にあった
RPGファイナルファンタジー「ザナルカンドにて」。
こちら、生徒さんが弾いてた譜面なのですが、
アレンジが良くて、「書いてあるまま弾くのがベスト」
って感じの譜面です。
結果はコチラ↓↓
おおお~~~
かなり正方形に近付きましたね
やはり、
・アレンジの良い譜面をそのまま弾くだけ
→ 頭使わなくて済む → 右上減
・楽しんでリラックスできた → 左上増
・・・ということなんでしょうね
私の場合、
自分の状態を整える為だけに弾くのであれば、
(アレンジの良い)譜面ものの方が
楽しんで弾けるみたいです。
お仕事の時も、敢えて時々譜面ものを混ぜると
リセットできて良いのかも?
さてさて、今度は ハープ を弾いてみます。
演奏前↓↓
即興演奏後↓↓
譜面もの or 自分でアレンジしたもの を弾いた後↓↓
※アドリブ無、だいたい いつも同じ事を弾いてる
以上の結果を見ますと、
ピアノと同様、即興・アドリブものは
頭が良く働いていて(右上の数値大きいまま)、
緊張感はあまり緩んでません。
譜面もの or 自分のアレンジ(アドリブ無)の
いつも決めた通りに弾いているものの方が、
右上が少し減って(頭の使い過ぎ緩和)
左上も増えて、ややリラックスできてるみたい。
ただ、不思議なことに、左上が増えた時に
ピアノは右下は変化しない(むしろ増える?)のですが、
ハープは、右下がぐっと減ったんですよね。
今回の実験にご協力頂いている アトリエいろは さんに聞くと
「どこかが増えると、その分 反対側が引っ張られて減る」
こともよくあるそうです。
しかし、左上が増えた時に
ピアノでは右下は減らず、ハープでは減る・・・???
すると、アトリエいろはさん曰く
「右下が多いのは、体も使ってて(=興奮) 肉食動物的、
左上が多いのは、知覚神経優位の草食動物的な状態」
なんだとか。
それで、ピン と来ました
私自身のスタンスが、実は
ピアノとハープではだいぶ違うんですよね~
ピアノは、「楽器の王様」と言われるだけあって、
大抵のことは対応可能な進化した楽器。
だから、私が主体(リーダー)となってピアノを引っ張り、
やりたいように音楽を作って行く スタンスなんですが、
アイリッシュ・ハープは、ピアノに比べ原始的な楽器です。
私自身がやりたいようにやる・・・というよりは、
ハープの方に歩み寄りながら、楽器本来の良さを活かす
スタンスでやって行く方が良いのかなぁ・・・
と思ってるんですよね。
しかも、ピアノとハープでは経験年数もだいぶ違いますので、
「ピアノ=自分の身体」 という感覚に近く、
ハープは、それに比べれば もう少し距離がある感じ。
ですので、ハープを弾く時は、
楽器のご機嫌伺いながら、様子見ながら
どうして行くのが良いか決めていく
・・・という傾向が強いのかな、と思います。
おおお、これぞまさに 草食動物的スタンスww
ピアノとハープで、同じように弾いているようでも、
私の心身の状態には、かなりの違いが出て来るようです。
いや~、面白いものですね~
あと、こちらはオマケです(笑)↓↓
ハープで、とっても速い曲(アドリブ無)を弾いた後です。
・身体を使う&興奮! → 右下増
・めっちゃ緊張感 → 左上減
・・・という、予想通りの結果となりました(笑)
めっちゃ速い曲になると、例えハープであっても
肉食動物的 状態 になるようですねww
次回は、歌についての実験結果をご紹介いたします^^