先月、友人Kと会話してたら

「明日はヨガ教室なの」という言葉が出てきた。

その友人Kは若い頃からグラマーで知られ、今となっても

バストは私の2倍くらいあるのではないだろうか。
カップサイズだと数段階違いそう(ふんっ!)

ただし、ウエストは1.5倍。ヒップは3倍くらいあるかもしれない。

そして身長は私より小さい。


中年婦人としては正統派の1つ、「球体」の完成型まであと少し。

中途半端な脂肪を蓄えたアテクシにはまだまだでござんす、と言わしめる

圧倒的なボディです。すばらしいです。

イタリア人かロシア人の血が入ってるのかも(!?)。


その彼女がヨガなのである。

私がヨガと聞いて思い浮かべるのは

褐色の肌に白ヒゲのインド人男性(たぶん150歳)が足を首に巻きつけてる姿とか

片足で何年も立ってる人とか信じられない形で倒立してる人とか

とにかく、いずれにしても極力脂肪を排除した方々の姿である。
できるのか、球体で。


聞けば、もう結構その教室に通っているらしい。

「貴女も足を首に巻きつけたりするの?」

と聞くと

「まさかっ!出来るわけないじゃない」

だろうなぁ。

「でも身体がほぐれるっていうか。身体を伸ばす感じがいいのよ。ポーズにもなってないと思うけど」

なるほど。

さらに聞けば、マットの上で転がってるだけのメンバーがほとんどだそうだ。

けっこう楽しそう。

「貴女もこない?楽しいわよ。体験できてみたら?」


なるほど、小さい頃から身体はかたいほうでまったくこういう世界には無縁だった。

まして、腰椎痛めてから球技を離れ、昨年は足首まで骨折してるから

今までとは違った静かな運動を探してはいたのだ。ピラティスとかおしゃれそうだなぁ~なんて。

ヨガはちょっと無理だと思うけど一生縁がなさそうだし、ここはひとつどんなものなのか

知り合いが居るならお気軽に体験できるかも。と次回友人にくっついて行ってみることにした。


雑誌から抜け出してきたようなナイスバディ(死語?)のかわいい先生に照れながら

教室に入ってみれば ヨガマットの上に球体が1つずつ・・・ではなくて中年女性が一人ずつスタンバイ。

しかも何人かは知り合い。けっこうローカルだったのだな。

と、安心してしまったが

2時間後、私は翌日の筋肉痛におびえながら家路につくのだった。


そして今。

まだ筋肉痛はこない。けっこうスッキリ感あり。